ポン発声無視ツモ事件

ポン発声がロン発声に聞こえたことを理由にチョンボ裁定になったことが話題となっているようです。
本人も同卓者も納得いく形で終わるといいですね。

全然関係ない出来事ですが、5年ほど前に「ポン発声無視ツモ」という行為をされたことがあります。

対面の元某風俗有名店ナンバーワンの女性がリーチしています。
リーチから数巡後に下家が捨てた牌に自分が「ポン」と発声をします。
まだ対面のナンバーワンは山に手を触れるか触れないかのところです。

しかしナンバーワンはそのまま自分のツモ牌を握り自分の方へ持っていきます。
「あれ、今の声量で聞こえなかったのかな?」と思い、かなり大きめの声で「ポンです!ポン!」と言います。
その際脇の2人も待ったのような形で手でナンバーワンを静止しようとします。

ナンバーワンはそれも振り切ってそのまま「ツモ」発声。
チーピンが手牌の横に置かれます。

「いや、ポン発声してますよ、2回も。しかもかなり大きめの声で」

うるさいセットがいるならまだしもその時はフリーが2卓でセットは0卓、軽井沢よりも静かな状況です。

軽井沢の素晴らしい風景

脇の2人も「ポン発声はしっかり聞こえていた」とのことで、ナンバーワンvs他3人という構図になりました。
そもそも発声だけならまだしも、耳が聞こえない可能性も踏まえて自分も脇のお客さんも身振り手振りで待ったをかけていました。

脇2人からポン発声が小さかったという声があれば別ですが、今回ばかりはツモが無効になることを確信します。

そしてここで夜行似の立会人が登場します。
ベテランのおじいちゃんメンバーです。

私含む3人は立会人に状況を説明しました。

結果は、




「ツモ発生時に本人にポン発声が聞こえていなかったのであれば本人に悪気はないのでそのままツモが有効になります」




こうして強力な助っ人夜行によりナンバーワンはハネマンの5枚を物にしました。
その後卓はすぐに割れました。
ちなみに待ちはペンチーピンでした。

何事もチャレンジ精神が大切です。

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