ダ!ダ!ダ!ダービー! 〜近年のダービー傾向編〜

あいみがわりです。

今回は近年のダービー傾向からダービー適性のある馬を探して行こうと思います。


10年程以前のダービーは早くても2:24台の時計での決着が多くみられました。

が、4年前12番人気ロジャーバローズが大穴を空けたレースの年から異変は起こりました。
ロジャーバローズの走破タイムは2:22:6というそれまでのレコードをコンマ7秒も更新する大レコードでの決着となりました。

ここから馬場の高速化が顕著に見られるようになってきました。
シャフリヤールが制した2021年は2:22:5でレコード更新。

そして昨年ドウデュースが制した2022年は2:21:9という2分22秒の大台を超えスーパーレコード。

近年に来てここまでレコードが更新されるということは馬場の高速化も進んで来ていると思われるのです。

なので、ダービー適性は東京適性×高速馬場ということになると考えました。

では、前回上げた5頭の高速馬場適性を見ていくことにしましょう。

スキルヴィング 適性◎

前走の青葉賞は歴代3位の走破タイムで高速決着をきっちり勝ちきったことを評価したい。
血統的にもキタサンブラック産駒は昨年レコードタイムのダービー2着イクイノックスやガイアフォース、ジャスティンスカイなど高速なマイルの好走馬が多い。
桜花賞2着コナコーストもですね。

実績的にも血統的にもダービー適性ありと判断。

ソールオリエンス 適性◎?

同じくキタサンブラック産駒ということで評価出来るが今までの競走成績からは特に時計勝負のレースを経験して来ず実際に高速時計に対応出来るかどうかは未知数。
ハイペースのレースになれば後方有利になりやすいが、後方過ぎては届かなくなることがダービーでは多いのでどの位置で立ち回れるかが重要になりそう。

シャザーン 適性△??

本馬が勝ってきたレースは全レーススローの展開になっている事が多く、時計決着のレースを経験していないことは大きくマイナスポイント。
しかし脚質的にはスローペースの方が厳しい展開になりやすいので、能力は大きく評価出来るポイント。
ダービーもハイペースをしっかり追走できる脳力があれば勝ち負けだと考えています。

ファントムシーフ 適性△
舞台適正的には共同通信杯勝ちにもあるように◎あげれるが、レース自体はスロー展開前有利に働いたこともあり、時計決着になるレースは大きく評価出来ない。
血統的もサンデーの血が入っていない馬の好走例はエイシンフラッシュまで遡ら無ければないことも大きくマイナスにできる要素だと考えています。

フリームファクシ 適性○?
時計決着のレースを本馬も経験した事がなく実績は評価出来ない。
しかし血統から言えば良馬場の高速決着適性はあるらしい。
トニービンの血とかがいいのかな?
前走皐月賞は重馬場に合わず適性外だったと思われるので東京良馬場への変わり身に期待。

以上、高速馬場適性、ダービー適性に着目して話して来ました。
他にも前走青葉賞で好走したハーツコンチェルト、ダービーに繋がりやすい弥生賞で時計勝負1着のタスティエーラも高速時計適性はあると見ています。

いよいよ明日がダービーですが、最終的に予想を絞っていきたいですね。


それでは。。。

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