Wells Fargo クレカの概要
2024年中にChase Sapphire Preferred、Amex Goldに対抗するWells Fargo Autograph Journeyを引っ提げてトラベル系クレカ市場に本格参入する噂のあるWells Fargoですが、その予習としてWells Fargoの既存のクレカをまとめてみました。
どういう会社?
Chaseと同じくアメリカの銀行の1つです。ChaseとBank of Americaがアメリカの2大銀行とすると、Wells FargoはCitiと同じく次のクラスに位置しているような規模です。
カード一覧
以下カードを紹介します。2024/2時点では年会費無料タイプのカードしかありません。どれも基本はキャッシュバック系のカードです。
Wells Fargo Autograph Card
発行特典
$200 (ミニスペ3カ月以内に$1,000)
ポイント還元
3x レストラン、旅行系、ガソリン、公共交通機関、ストリーミングサービス、携帯通信費
独自特典
最初の12カ月はリボAPR0%
上限$600までのスマホ補償
海外手数料無料
3xボーナスの種類が多く、またスマホ補償から金利キャンペーン、海外手数料無料と多く特典が用意されている。
個人的に注目しているのは旅行系で3x得られる点。旅行の支払いで高還元が設定されていること自体はよくあるが、例えばCSPの場合、ChaseのTravel Portalを使えば5x、それ以外は2xなど、その会社独自のポータルを利用する必要があったりする中、このカードはそういった制限なしに3xが得られるのはかなりお得です。
また来るAutograph Journeyにポイント連携ができるかも、という噂もあります(名前も一緒ですし)。つまりChase Sapphireに対するChase Freedomカードのような位置づけになる可能性があり、その場合このカードの価値も高まるかもしれません。
Wells Fargo Active Cash Card
発行特典
$200 (ミニスペ3カ月以内に$500)
ポイント還元
2x なんでも
独自特典
最初の15カ月はリボAPR、借り換えAPR0%
上限$600までのスマホ補償
注意点
海外手数料3%
なんでも2xというわかりやすさが売り。
Wells Fargo Reflect® Card
発行特典
なし
ポイント還元
なし(すべて1x)
独自特典
最初の21カ月はリボAPR、借り換えAPR0%
上限$600までのスマホ補償
注意点
海外手数料3%
21か月という長期間にわたってリボと借り換えの利率が無料なのが特徴。借金好きなアメリカ人には重要な内容ですが、駐在員の方にとってはあまり必要ないかもしれません。
Bilt Mastercard
既にご存じの方も多いため説明は割愛しますが、家賃でポイントが得られることで有名なBiltカードもWells Fargoから発行されています。
ほかにもホテルチェーンのChoice Privileges系のカードもありますが、あまり使用している方も聞かないので割愛。
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