見出し画像

内視鏡検査のすすめ~痛くない、苦しくない、怖くない~

明日は会社の健康診断(人間ドック)です。
今夜は21時までに食事を済ませておかなければなりません。

健康診断、大事なことではあるのですが、会社で提供されるメニューだけでは十分とは言えません。
以前にも書いていますが、今日はこのあたりについて記します。

■ 検便(便潜血検査)


一般的な健康診断では検便が行われます。
正確性を確保するため、日を変えて2検体を提出することが多いと思います。

これによって、便から血液が混じっていないか=大腸などから出血していないかを調べます。
出血していると大腸がん、ポリープが疑われます。

重要な検査…なんですが、残念ながら便から血液が見つかるレベルになると、大腸がんの場合、かなり進行していることが多いそうです。

ですから、検便検査ではなく大腸内視鏡検査、要するに肛門からカメラを入れて検査するのがベストな検査方法です。

■ バリウム検査


胃の検査方法としてバリウム検査を行うことも多いと思います。
ただ、この検査も検便(便潜血検査)と同じで、この検査で胃がんが見つかるようなレベルだと、かなり進行してしまっています。

ベストな検査方法は、大腸と同様に内視鏡検査を受けることです。胃カメラを飲むというやつですね。

■ でも怖い、痛いから嫌だ


大腸内視鏡検査(肛門から内視鏡を入れて検査する)は、怖がられます。嫌がられます。
「お尻から物を入れるなんて考えただけで嫌だ」と言う人が多いのです。

同様に胃部内視鏡も嫌がられます。
「口からカメラを飲むとき、激しくえづいて気持ち悪いから嫌だ」と言う人が多いのですね。

両方気持ちはわかります。
私もかつては大腸内視鏡検査なんてとんでもないと思っていましたし、胃カメラで「オエッ、オエッ」とオットセイのような声を出し、毎年苦しんでいました。

■ 痛くも苦しくも恐くもありません


しかし、痛くも苦しくも怖くもない方法があるのです。
それは、内視鏡検査を専門に行っている医療機関に行くことです。

そして、胃部内視鏡検査と大腸内視鏡検査を同時に受けるのです。
眠っているうちに。
そう、眠っているうちに受けられるのです。

この検査時には、鎮静剤を注射してもらいます。この鎮静剤ですが、私は注射された後、5秒以内に必ず眠ってしまいます。

次に意識が戻ったときには、すでに検査は終わっています。
何も覚えていません。痛みも苦しみも感じることはありません。オエオエと鳴くオットセイになる必要もありません。

最初にこの検査方法を受けたとき、すでに検査が終わっていることを信じることができず、思わず自分のおしりを触って確かめてみました。触ったところでわかりませんでしたが…

■ 内視鏡検査は受けたほうがいいですよ、ほんと


私は毎年受けています。

というのも、父方の祖父を大腸がんで亡くし、父は直腸がんでオストメイトとして生活をしていたからです。(父はその後通常の排泄方法に戻せたのですが、排泄回数が非常に多くなり、オストメイトの方が楽だったと言います。通常の排泄方法に戻せても、元と同じではないのですね。)

検査さえすればほぼ防げるのですから、受けたほうがいいですよ、ほんと。
検査料金なんて、全部合わせても2万円かかりませんでした。安いもんじゃないですか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?