大きな森の小さな家

「大きな森の小さな家」
ローラ・インガルス・ワイルダー

最近フォローした方の幼少時代のお気に入り本と知り、借りて読んでみました。

西部開拓時代のアメリカ、森の中で暮らすインガルス一家の日常を、六歳の娘ローラの目を通して描かれています。

むかしのテレビドラマ「大草原の小さな家」の原作本ですね、ドラマはなんとなく見た記憶はあるのですが、内容はほとんど忘れてました。🙂💦

さて感想ですが・・本来はローラの立場で読むべきなのでしょうが、私は父親の立場で読み進めました。いやはや・・当時の生活が過酷できつい。ほとんど自給自足、電気も通信手段もない時代、とにかく毎日が生きるための戦い。当時の生活描写が非常にリアルで、メアリーとローラのほのぼのとした場面よりも、狩猟での緊迫感や冬越えの準備などの方が心に突き刺さってキツいな~と感じました。😐💦

それでいてこの父親、娘に物語を聞かせたり、バイオリンまで奏でるのですから・・文化的素養もかなり高い、狩猟の腕も一人前、人格的にも優れていますし、ホンマすごいの一言です。😮 今はたくましい父親が絶滅危惧種(笑)なので、これを読んで世の父親たちも頑張って欲しいですね。男性にこそ読んでもらいたい一冊だと感じました。🙂

この本はシリーズ化されてるので続編も読んでみたい気分ですが・・その前にドラマ「大草原の小さな家」を見返したくなりました。こんどレンタルしてみようと思います。🙂


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