2019/2/5:ストレスフリーの環境って大事

なにげにまだ入社から3営業日目だったりする。3営業日なので、まだまだ暇人なのだが、徐々にいろいろ分かってきた。

世の中には「イケてるオフィス」ってのがあって、たまにメディアとか取り上げられるわけで、それを見ては「うらやましいもんだ」と思っていた。その反面、オフィスおしゃれでも、業務にはそんなに影響しないし、まあ、隣の芝生は青い、的なやつか、と高をくくっていた。

けど違う。気付いた。お洒落オフィスである必要は無いけれど、職場環境はものすごく重要だと。

弊社のオフィスはお洒落な上に、設備や福利厚生が超良い。ビックリする。そしてその好条件により、ビックリするくらい無駄なストレスが無い。っていうか、前の職場の環境がいかにストレスと無駄な時間を生んでいたのか、ようやく気付いた。

書いても問題無い範囲で言うと、とりあえず下記の4点は、普通に見えるが想定以上に大きい。まじで。

1. 出勤時間帯にエレベータ渋滞しない。
2. 男子トイレの個室が余裕で空いてる。
3. 会議室の数が多くて割と空いてるのでスケジュール調整が楽。
4. スマホでメールとスケジュール見れるから残業しなくても家で仕事できる。

前職は従業員数に対するエレベーターの基数が少ないのに加え、性能的にも古かったので毎朝エレベーター渋滞が発生していた。僕は裁量労働制で就業時間を気にする必要がなかったので、毎日定時よりも遅れて行っていた。けど下手に電車の乗り継ぎが上手く行って、定時前に最寄り駅に着こうものなら大変なもんで、数千名の従業員を運びきれないエレベーター渋滞が朝の十数分を奪っていっていた。朝から行列並ぶとか、アホの所業である。

2については、そもそもの個室数とか人数対比率とかの問題じゃない気もするが。前職の職場では1フロア3つの男子トイレ個室があった。これが大抵の時間帯、ほとんどの時間帯で埋まっていた。マジだ。これはもはや、レガシー安定企業と、グローバルのTech企業との従業員のモチベーション差がそもそも反映されている可能性すら感じさせるくらい、今の職場のトイレの個室は空いている。みんな、ウンコせぇへんのか?って思うくらい。

3つ目については本当にストレスを軽減させてくれている。パートナーさんとの打ち合わせの会議室手配、会議室の空きが無いから打ち合わせを翌週に伸ばす、なんてことが前職では普通にあった。マジだ。一旦時間だけ決めて、いざ部屋を抑えようとしたら、空きが一つもなくて再調整、なんてことは日常茶飯事。このストレスから開放されたことはマジで大きい。スケジュール調整なんていう雑事の、そのまた雑事たる部屋抑えに時間取られるとか愚の骨頂すぎる。これが無くなっただけで日に何十分の業務時間短縮になるのだろう。

4つ目の「スマホでメールとスケジュールが見れる」っていうのは、人によっては「社畜かよ!」って突っ込みたくなるかもしれないが、僕的には社畜どころか、これのおかげで残業の必要性が全く無くなったのでありがたすぎる。まだ入社3日目ですけど。残業の理由って、やり残し業務を片付ける、っていうのはある一方で、「何かを待っている必要がある」という理由によって発生する場合があったりする。この何かってのが要するに「割と急ぎで進めなきゃいけない案件の資料」だったりすることがある。これが全部クラウド化されていて、PCを持ち帰って家から繋げば確認できて次の日の準備が家でできる、というか少なくとも翌日の朝一で片付ける作業が明確になる、ってだけでもかなりの業務圧縮になったりする。気分も楽だ。

こと、僕のように基本的にプライベートと仕事の切り分けをしてない人にとって、スマホでメールなどを確認できることは、本当に業務効率化になって嬉しい。過度にセキュリティ意識高く、各業務システムをクラウド化できていない会社は改めていろいろ考えるべきだと思う。従業員の残業を圧縮したければ、「No残業デー」とか「消灯制度」とか止めて、さっさとシステムそのものを刷新すべきである。業務時間の圧縮と同時に、社員のストレス軽減にもなるし、ワークライフバランスも取れる。

当然人によっては「家に仕事を持ち込みたくない」という人もいるだろうが、まあそこは工夫すれば良いと思う。具体的解決策は知らんけど。

ということで、オフィス環境が良い、っていうのは良いことだ、と強く思った今日一日であった。

そんなこんなで、今日も残業の必要性が皆無で、帰宅してからは帰宅途中に来てたメールに家から返信し、余り物の食材で野菜炒めを作り、『Strager Things』の続きを見たりマンガを読んだり、ということで、普通の生活ができた。

普通の生活というのは良いものである。

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