がくと誕生祭の誕生秘話 ~最強ネス使いの誕生日をお祝いしてみた~
はじめに
はじめまして。PabloBatailleと申します。これでパブロバタイユと呼びます。ふつうにパブロでいいです。
普段は、社会人スマブラーとしてオフ大会に参加しています。使用キャラはセフィロスです。
また、ZETA DIVISION所属のプロスマブラプレイヤー、がくと選手(@Gackt_N)のファンで彼のTwitch配信のティア3サブスクライバー兼、毎年「がくと誕生祭」というお誕生日動画を企画・作成しプレゼントしています。
今回スマブラAdventCalender2023に寄稿するに当たりまして、私からはこれまでの経験を元に「がくと誕生祭の誕生秘話」について書き記していこうと思っています。何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、この記事は先行して公開されたStreamerAdventCalendar2023の記事のものをよりスマブラ界隈にフィーチャーした形で改変しております。
是非元記事もご覧になって見てください。
1.がくとサーバーに入るまで
全ての始まりは、がくとさんのDiscordコミュニティサーバー、通称「がくとサーバー」に入ったことがきっかけでした。
私ががくとサーバー(以下がく鯖)に入ったのは2021年の年明けぐらいだった気がします。
当時の私はスマブラこそプレイしていたものの、大会などのガチ1on1ルールにはそこまで本気で取り組んでおらず、友達とやる程度の人間でした。もちろんVIPになんか入ってないし、篝火などの大型大会の存在を知ったのはサーバーに入ってからでした。当時はコロナが流行し始めた頃で、大学もオンライン授業となり在宅でなにもすることがないときに、出会ったのががくとさんの配信でした。
正直いろんな意味で衝撃を受けました。ガチのスマブラを見るのもほぼ初めてだったし、何より大会や配信でみるがくとさんの姿が輝いて見えました。
その後サーバーに入った僕は「セフィロス王選手権」や「New Streamer Cap」など、がくとさんの配信の企画で気味が悪いほど目立ちました。この辺のことは詳細は省きますが、結論として僕はスマブラプレイヤーとして大会に参加するようになり、がく鯖を通して友達や仲間が増えました。がく鯖に入っていなければ今の僕は存在し得ないと言い切っても良いでしょう。
そんな沢山の物を頂いた、がくとさん及びがく鯖に何かできることはないかと模索し始めたのが同年夏頃。がくとさんの誕生日が12月4日であることを聞いた僕は、当時通話していたがく鯖の人たちにこんなことを打ち明けます。
「がくとさんの誕生日にみんなで合作動画を作りたいんだけど──」
これが意外と好反応だったのがきっかけで、「がくと誕生祭」という企画が始動しました。
2.がくと誕生祭の制作過程
同年10月ごろ、僕はサーバー内にがくと誕生祭の告知を出しました。
当時はがく鯖黎明期というのもあり、かなり多くの人が参加を希望してくださりました。
この企画内容は「お祝いイラストスライドショー」と「お祝い動画」の二つを合体させた動画形式の合作作品です。この形式は現在のがく鯖でも変わっていません。
なぜこのような企画を思いついたのか、それは大学時代の二つの経験がもとになっています。
一つ目はニコニコ動画でアイドルマスターの合作企画に参加していました。参加した企画こそ少ないですが、「日野茜誕生日合作」「フリルドスクエア合作」などに参加。再生数も鼻クソみたいな数ですが「栃木県合作」という栃木県出身アイドルにフィーチャーした合作を一人で作ったこともあります。なので、企画や募集における作品の要綱などはこの辺のを参考にしています。
二つ目は大学在学中、放送研究会に所属していました。いわゆるドラマやラジオなどの作品を作って発表する、映研などとはまた一線を画すサークルでした。ここで動画編集の技術や企画進行のマネジメントぽいことを学びました。
以上の経験をもとに、がくと誕生祭は制作されました。ここではインターネットにおける企画を円滑に行うために抑えるべきポイントを自分なりにまとめまたので、紹介しようと思います。
その1 企画募集要項
これは今年のものですが、こんな風に参加者を募集しました。
その2 テーマを考えよう
がく誕では毎年、動画全体の流れにテーマを作って編集しています。
ただお祝いイラストが流れる・お祝い動画が流れるだけでは少し味気がないです。これはマジ。
僕は作ったテーマに合わせて自分の声で司会と進行しています。製作者の自我を出していくのも作品に味が出る重要な要素だと思います。
ってアイマス合作が言ってました。
加えて、第一作目と第三作目で使用したメッセージウィンドウとネームウィンドウです。特に桜井政博さんが出る動画はこんな感じのシンプルなデザインの作風が多いので頑張ってパクりました。
既存作品をテーマに上げるなら、この辺の細かい編集があると元ネタの雰囲気が感じられてGood。
その3 可能ならゲストを呼ぼう
そのスマブラプレイヤーと仲の良い関係者にコンタクトを取り、お祝いメッセージを頂くのも一つの手です。何より話題性がありますし、締めに置いておくことでスッキリと作品が終了します。
僕の場合、一作品目が使い方動画のパロディだったこともあり、がくとさんが驚くようなゲストを参戦ムービーのように最後に置きたいと思っていましたので、当時がくとさんと親交を深めていた2名の配信者さんにお願いをして、お祝いメッセージを頂きました。
ただし、この手はただ同志であるファンやサーバー民から動画を集めるのとは違い、こちらがお願いする形となりますので以下のような点に留意が必要です。
ゲストにお願いをする際は基本的に丁寧な口調で、ビジネスメールを送る想定でお願いしましょう。
DMやお願いに対して反応がない、無視される、丁重に断られることもしばしばです。そのような場合は一言謝罪を入れてスパッとあきらめましょう。
快諾していただいた場合は、まず感謝を述べメッセージの尺や締め切り日などを伝えましょう。締め日を過ぎて反応がなくても無理に催促することは控えましょう。
「そんなことあたりまえだろ!いい加減にしろ」と思われるかもしれませんが、ここでミスると視聴者がきっかけで仲悪くなるなんてことになりかねないので、とても大事だと思います。サーバーを代表してお願いしてるくらいの器量で行かないといけません。
その4 お祝いイラスト
前述したとおり、基本的な内容として「お祝いイラスト」と「お祝い動画」の二つが軸になるのかなと考えています。
スマブラ界隈では#○○アートのように特定のスマブラプレイヤーや、スマブラ配信者に向けてイラストを描かれている方も多いかと思います。
基本的には、そういった所謂「手書きやペンタブなどで書かれた“イラスト”」を募集するのも良いですが、スマブラに関しては少し趣向を変えても良いのかなと思います。
スマブラアートなど、手書きイラストに拘らず多様なお祝いアートを募集すると盛り上がること間違いなし。
その5 締め切りは守らせる
かなり大事なことです。何より誕生日の動画が誕生日に間に合わないなんてことがあってはなりません。自分が編集する時間も考え、余裕を持った締め切り日を制定してください。
それでも守れない奴はいます。毅然とした態度で応対しましょう。
また、本当の締め切り日の1・2週間前に「進捗確認日」を設けるのも手です。
以上、がく誕制作過程で気を付けたポイントをまとめました。
もっと書くべきポイントがあったようにも思えるんですがまあこんなものでしょう。質問等があったら僕のXアカウントまでDMください。
3.君も誕生日動画を作ってスマブラ配信者を応援しよう!
がくと誕生祭は、最初こそ荒削りの状態でしたが今では毎年恒例の企画となりつつあります。動画はがくとさんのTwitch配信で本人と同時視聴の元公開され、2022年からは切り抜きチャンネルにも取り上げられるほどです。
こうした企画は様々なメリットを生むと考えています。何よりサーバーが活性化するし、参加してくれた方の魅力や面白さが配信者や視聴者に伝わります。
毎年、サーバーのイラストチャンネルに合作にもあったイラストが投稿され、たくさんのリアクションがついたり、お祝い動画で少しでもがくとさんや視聴者の笑いが取れると、「企画してよかったなあ」なんて思います。
こういった企画がいろんな人たちの配信者応援のモチベになるのであれば、企画者明利につきます。
僕のやっていることは殊更特別なことではないので、誰でも○○誕生祭の企画になれます。配信者応援の一環として、ぜひ企画してみてはいかがでしょうか。
さいごに
ここまでご精読頂き、ありがとうございました。
特に最後に締める言葉はないのですが、僕も配信者の端くれなので自分のチャンネルを紹介させてください。
また、過去のがくと誕生祭の様子をがくとさんの配信アーカイブURLからご紹介します。
Twitchアカウント
普段はこちらで配信してる…と言いたいんですが社会人になって配信頻度が激減しています、ゆるして
Xアカウント
ほとんどテイエムオペラオーのイラストRPしかしてません。配信告知もするよ。
過去のがくと誕生祭の様子
2021年版「がくとのつかいかた」
記念すべき第一作目。みんな企画をよくわかってなくていろんなベクトルのお祝いしてるのがポイントです。
2022年版「GACKT2」
第二作目、MOTHER2の雰囲気重視でこの回では自分の声で進行はしませんでした。ダンジョンおとこが仕切ってくれます。
2023年版「がくと誕生日」
第三作目。この企画とは直接の関連はないですが、この企画のあるシーンが原因で、深夜に声真似選手権が開催されました。
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