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日本の性教育=?

日本の刑法で性的同意年齢は13歳と定められている。性的同意年齢とは、性行為への同意を自分で判断できるとみなされる年齢の下限を指す。中学1年生が受ける保健体育の授業プログラムに受精・妊娠は含まれる。しかし、国が定める学習指導要領の中学1年保健体育科の中に「妊娠の経過は取り扱わないものとする」という記述がある。学校教育において性交に関する知識を得る機会は極めて少ないと言える。性教育に関して知識が足りない学生が性犯罪に遭い、「同意ができる年齢だ」と言われてしまうのは不合理ではないだろうか。性教育に恥ずかしいイメージがあるかもしれない。しかし、もしもの時に自分を守れるのは自分だけである。性教育=強さというイメージが生まれてほしい。そのためにも、性的同意年齢を引き上げる、または、性教育を小学生からに引き上げるべきだと考える。

 西田

〈参考文献〉

 “学校における性に関する指導について エイズ・性感染症を中心に”文部科学省 (平成29年2月21日)https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000152909.pdf