遅くなったけど3月31日

年度末、最終日。
入社以来所属していた部を離れる日。

異動したかったし、
希望を叶えてもらい異動することになった。

お世話になった、同じフロアの人たちへ
挨拶するとき、泣きそうになった。いや、泣いたか。

ほんとクソだな、辞めてぇなぁ〜とやさぐれた時、温かい言葉に助けてもらったこと。馬鹿みたいに騒ぐ大人に出会えたこと。会社にちゃんと不満を持てていること。それを上司に酒の勢いでぶちまけても受け止めてもらえること。

そして、嫌なことに直面してきたけど、やっぱり自分自身今もやりたいことがあって、まだ希望を見出せていること。

こう思えるのは紛れもなくこの部署だったからで、
新入社員で他部署だったら果たしてここまでやれたのだろうか...と心の奥をズンと突かれて、一番伝えたかった言葉を口にした時、涙が出てきた。

運が良かった。
本当に人に恵まれた、とはこのことを言うんだな。

今、異動先の部署で働き始めて数日だが、
改めてあの部署は温かかったんだとしみじみ、すでに遠い場所のように思える。懐かしい...ホームシック気味だ。

丁寧に世話され養殖されてきた魚がいきなり大海に放たれたような感じ。

向いてるよと言われていたけど、自分はその先の自分に希望が持てなかったし、戻りたくないけど、
いい部署だった。

これから数年は挑戦。

心がどこかで折れて、折られて、叩かれて、潰されるのは分かりきってるから、せめて戻れる居場所がこの会社にはあるんだ、とちゃんと覚えていよう。

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