田淵さん、preview公演ってなんなんですか(2021/08/05)

※このnoteは、UNISON SQUARE GARDEN Revival Tour『CIDER ROAD』preview公演のライブレポです。セトリがわかっていてもネタバレ嫌な方、そもそも興味のない方は閉じることをおすすめします。

◇セットリスト

En.
1.君はともだち
2.ライドオンタイム
3.ガリレオのショーケース

ライブ内容だけ知りたい場合は下記を飛ばしてください

----------------読み飛ばしてok ----------------

公演に至るまでの経緯として
・限定配信ライブのためにファンクラブに入会する
・参加が決まっていたツアーの前にpreview公演なるものを実施するとの発表がある
・興味本位で申し込んだら当たった…
というのがあった。今年のチケット運は中々のものがある。

そんな曖昧な形で門戸を叩いたのでしばらく詳細は確認しなかったのだが、日が近づいてよくよく確認してみると、8/5というド平日な上に場所がお台場という絶妙にスケジュールを崩してくる条件…
有事で遅れるのも嫌で、グッズも販売されるということだったので、大事をとって仕事は午後休みにした。

というわけでやってきた8/5
お台場に来るのは何年ぶり、というかZeppのライブハウスに来るのがいつ以来なんだろう(コロナ禍になる前に邦ロックから少し離れてた時期あり)という懐かしむ気持ちと共にDivercityへと足を運んだ。グッズ販売まで時間を潰そうと散歩していた。

外には自分の知らない間にユニコーンガンダムが立っていた。ここ出来た頃はファーストだったような…本当に久しぶりだなという実感

この日はまあとにかく暑かったので建物内で涼しみつつ、会場に直接向かっていた。販売開始30分前頃、少し早いかと思いながらZeppダイバーの入口に近づくと、そこには既に大行列!列は出口をはみ出て外までグングン伸びていた…
ファンクラブ会員を舐めていた新参者の私は泣く泣く炎天下の中並ぶことを決意。日差しの暑さとグッズのSOLD OUTへの不安、そろそろセトリ予習聴くの飽きてきて気分転換に別の曲を聴いている頃に列は動き出す。
チケットの確認と検温・消毒のあと、列に続いて会場前へ

懐かしすぎて忘れてたけど、会場こんな感じだったなー
と思いつつ、無事グッズは確保。開演までの時間は…なんと2時間半…ひとりで何をしろと。
また外に出るのも嫌だったので建物内で時間を潰すことに。グッズの準備をしたりアイスを食べたりしているとなんだかんだで開場時間はすぐだった。
会場入り口まで戻ってみると、また列が、しかもさっきより長い列ができていて辟易。多少日が落ちていたのが救いだったが、外はやっぱり暑かった。
なんとか中に入って接触確認、検温・消毒、チケットもぎり一通り終わり、入場へ。ライブハウスなのでドリンク代が必要。600円って半端だよね、昔は500円だったし。酒類が出ないことは予期していたが、やはりノンアルのソフトドリンクのみ。Zeppのホルダー付きのペットボトルが並んでおり、水分補給用に事前にスポドリを買っておいたことを後悔。
会場入りしてしばらくすると周りの席が埋まっていくが、なんと席間を空けていない。連番限定かと思いきやそうではなく、全席指定で埋まってしまった。
このご時世に珍しいなと思いつつ、会場の様子を窺っていると、とにかく静かだった。連番者でもほとんど喋っていない。
事前の喚起のツイートなどもあり、影響はあったのかもしれないが、観客同士の協力の姿勢が見られ、今までこれができていたからこそ、向かい風の世情であってもライブを開催できるのだと実感できた。


https://twitter.com/usginfo/status/1423131723479470081?s=21

----------------読み飛ばしてok ----------------

実はCIDER ROADツアー自体は参加したことがなくて、(当時だと001ツアーとかfun time系のイベントに参加してた記憶)ある意味previewでツアー初参戦を味わい、24日に正式にリバイバル、という形にできるのでは〜なんて気持ちで臨みました。

以下ライブ感想です。
オープニングSE:絵の具(いつもの)
SEが止まる前にイントロが合わさるように流れ始め、
1.to the CIDER ROAD
アルバムのオープニングナンバーから始まるのって、アルバムツアーっぽくて好きですね。ユニゾンに至っては結構勢いのある曲が多いから、ライブの始まりとしてはこの上ない。

続いてアルバム曲順通り
2.ため息 shooting to the MOON
実は結構人気曲よね
Cメロあたりで月を彷彿とさせる照明が会場の壁に当たって、田淵の影が映ってるのがオシャレだった

3.cody beats
数少ないシングル曲でツアー当時は定番だったかと。怒涛の勢いからMCへ

斎藤「ウー」「アー」(謎の呻き声)
鈴木「ワーワー」「キャー」「サイトウサーン」「パチパチパチパチ」
(会場拍手)
鈴木「声出せないからね、代わりにねちょっと」
斎藤「なるほど、ありがとう」

この手のノリにも慣れてきた気がする笑

斎藤「リバイバルツアーということで当時の再現ライブをやろうということなんですが、preview公演ってなんだろうって皆さん感じてるかと思うんですが、大丈夫、僕らもですw」
「よくある、このツアー盛り上がったし追加で公演するか、っていう流れの逆?をいく感じですね。楽しいツアーになりそうだしおまけの公演先にやってみたら面白いんじゃないのっていう」

なるほどそういうことなのね(逆転の発想なのかこれは…笑)

斎藤「CIDER ROADっていうアルバムはユニゾンの中でも一番ボリュームがあって。まあ1番の出来っていうと少し違うけど。ビールで言ったらプレミアムモルツとか(例をいくつかあげる)…焼肉で言うとカルビ?みたいな、まあ美味しいところって感じのw」
「まあそんなね、ユニゾンのカルビの部分を…楽しんでもらえたらと思います!」

MCが終わり
4.ラブソングは突然に〜略
個人的にお気に入りのc/w曲
からの
5.セレナーデが止まらない
Live on the Seatでもやってたかな
とにかくキレとスピード感のあるナンバーでライブを盛り上げていく

5が終わるとベースソロが始まる。6のベースラインに少しアレンジが入っていた。ベースだけで聴いてみると気持ちいいリズム感で、また別の一面が見れた気がした。
ドラムとのセッション、そこにギターが入ってきて、6のイントロが流れる
6.Miss.サンディ
Mr.アンディの対の曲?アンサーソングという感じはしないけど、可愛げのあるラブソングの印象だった。
面白かったのはコーラスしながら田淵がずっと行進みたいに足踏みしてたこと。ミドルテンポだから激しく動くイメージはないけど、そういう動きに落ち着くの…?
ベースラインを意識して聞いてみると、だいぶ気持ちいいリズムで進む曲だったため、少し印象が変わった。ライブならではの気付きがあって良かった。

7.カウンターアイデンティティ
ライブで初めて聴いた気がする。前のアルバムに収録されてるのに、リバイバルツアーのセトリにはなかったからね。個人的にはスルメな曲

8.オリオンをなぞる
定番of定番。相変わらず声出しできないのがもどかしい。

MC2
斎藤「あれから8年?くらいになるけど、今では考えられない構成のライブやってるよね。まあネタバレになっちゃうけど、このあとめちゃくちゃ長いバラードが続くからね笑」

ネタバレも何もないでしょうけどたしかにね
(この辺記憶飛んでるので割愛)

9.光のどけき春の日に
ライブの中にこういうのあると、落ち着いて聴けるから結構良いと思うんだけどね。曲としてはライブでやることを如何に望まれていないか、昨今の人気投票ではっきりしてしまったので少し不憫だなと思う。

10.いつかの少年
1stアルバムの曲で、なかなか珍しい選曲だと思う。しかも9のあとだし。6分超だけどユニゾンで最長なんじゃないだろうか(調査中)

11.クロスハート1号線(略
バラードの流れに少し勢いをつけていくアップテンポな曲。Cメロとか特に切ない雰囲気だけど、そのあとのギターソロはキレがあって、このバランス感がちょうど良い。曲名、advantage〜のくだりは忘れがち
12.箱庭ロックショー
インディーズから続く定番曲(最近ご無沙汰?)
13.フルカラープログラム
上に同じ(よくやる)。後ろの「CIDER ROAD」のロゴマークがネオンのようにカラフルに光り出したのが良い演出だと思った

斎藤「On Drums,タカオスズキ」
からドラムソロへ。相変わらずのキレと手数を見せつつ、今回は短めの構成。次曲へ繋がるセッションが始まり、最高潮に達したところで「ワンツースリーフォー(絶叫)」のカウントから
14.場違いハミングバード
ライブで大人気の曲。こちらも声が出せないのがもどかしい。爆発的な勢いで曲は進み、最後のMCへ

MC3
斎藤「もうここでアンコールくらいの感覚でいるんですけど笑」
「ここからがねー、もう次で終わりかなって曲がどんどんきて。いつ終わるの?笑ってなると思いますが」
「今回再現ツアーということでMCも当時の再現をしていこうと…ね」

MCの定義とは…

斎藤「踊れる?」
から始まっていく
15.like coffeeのおまじない
「レディースアンジェントルメン?」の口上も入り、昨夏の配信を思い出す
この思い切りジャズ取り入れてみましたな曲調は当時も驚いたけど、本当アルバムのボリューム感というか幅の広さを象徴していると思う。

16.crazy birthday
ユニゾン流バースデーソング(?)
イントロの攻撃的なリフから勢いそのままに飛ばしていく。ノーモアハッピーバースデー?のレスポンスをメンバーに振ってたのが可愛らしかった(貴雄ふざける、田淵呆けてる)

17.kid,I like quartet
セトリわかってても(喜怒哀)楽しくなっちゃう定番曲

18.リニアブルーを聴きながら
間髪入れずに入るイントロ、止まりどころはいつなのか。リニアブルーとはなんなのか(造語らしい)
ほんといつ終わってもおかしくないような曲の並びなのに、これが続くセトリっていうのも幸せなものだったり

19.シャンデリア・ワルツ
いよいよラスト。そして(当時)ようやくアルバムに収録された曲。イントロのリフはやっぱり皆跳ねるよね、楽しくなっちゃうよね

怒涛の「ライブ終わる終わる詐欺」をこなして、一旦ライブ終了

普通に照明がついたので「まさかタオルの通りアンコールはないのか…?」と思ったが、ちゃんと現れた

En1.君はともだち
ロングバラードその3である。
これもlive on sheetでやってた(ときは珍しいと思った)が、年を経て、曲も増えたり傾向が変わったりとある中で「レア」になってしまった曲を生で聴けるのって結構幸せなことかもしれない

※MCあったと思うけど内容飛びました…

En2.ライドオンタイム
当時からの定番、Normalでもやった、サプライズでカバーされる、など今でも愛される曲
サビのベースは途中まで右手だけで弾ける(弦押さえない)んだけど、その空いてる左手をずっとブンブン振って煽って、押さえる時はちゃんと戻すあたりさすがの田淵先生

En3.ガリレオのショーケース
前回も思ったけどこの曲のとき皆めっちゃ荒ぶってないか。少しイントロまでセッションがあったところ、リズム隊がひたすらに暴れてて、ちょっと最初の方聴き取れなくて「これガリレオで合ってるよな…?」ってなった

ギターソロの後のドラムがバスドラムだけになるときに貴雄が上着を斎藤の方に脱ぎ捨てて、それに気づいて笑っちゃったけどもう歌唱パートだったから笑いながら歌わざるを得なかった斎藤君…さらに落ちた上着を着せられ、そのまま歌い切る斎藤君…
とガリレオで荒ぶった3人は無事に捌けていきライブは終了。(ちなみに上着は捨てられていたので最後貴雄が拾ってた)

ライブハウスでのライブ、本当に久々だったと思うけど、このご時世でこのハコでライブができるのは、観る側も演る側も頑張ってるからなんだな、と感じた。
最近ウイルスとか関係なしに馴染みのあったライブ会場が閉まっていくのをニュースで聞くので寂しい気持ちもあるが、自分が享受できる娯楽があるうちに悔いを残さないよう楽しんで過ごしていきたいなーと思う次第。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。
次は元々参加予定だった24日のライブ、今回見てきた色々な点を踏まえて楽しめたらと思います。席たぶん良くないけど笑


おわり。

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