見出し画像

未婚率とか死別率とか/割合の配偶関係統計

配偶関係の統計は国勢調査で取られていて、↓のnoteでは実人数についてあつかったわけやけど。

今回は人口全体に占める割合をみてみよか。

対象は1920年から2020年まで。

画像のSNS共有などはご自由にどうぞ。

未婚率

調査時点で結婚経験が一度もない未婚者の割合。

ニュースになるのは50歳時点かな?の「生涯未婚率」の数値だけやけど、もちろん各年齢階級でデータがでてるで。

既婚率

国勢調査に「既婚」という項目はないので、総数から未婚者数を引いたものを便宜的に「既婚」として割合を算出。

未婚率のネガやね。右図の推移をみると既婚率の低下がはっきり。

有配偶率

婚姻経験がある人のうち、調査時点で配偶者がいる人の割合。

既婚率の図と比べるとかたちがいびつになってるんやけど、その原因は以下の図でわかるはず。

離別率

離婚後に再婚してない場合の割合(たぶん)。

各年齢階級で女性が多いのがシングルマザーの増加をしめしてるかな?

右側のスパイクはデータ処理の影響。

昭和15年は、日本人のみの「全人口」である。また、「離別」は「死別」に含まれる。

総務省統計局「令和2年国勢調査結果」

ということらしいので、「離別」の値がないため「死別」の値を流用した結果、異常値に。データの扱いがよくなかったみたい。次の機会に修正予定。

死別率

死別後に再婚してない方の割合(たぶん)。

高齢女性に多い傾向がはっきり。

右側の推移は上限年齢が50代前半なので急減してるけど、これより上の年齢は上昇してるね。

おわりに

データ提供として、配偶関係別の割合を図示。動画はこちら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?