あれから1年
呼ばれた気がする~~~~
とか言って各地をついてまわったPLASMAツアー
1日だけ、行かなきゃいけないと思った日がありました
ライブをはじめとする”当たり前”が制限されて
苦しい時間を過ごしていた2年間
それらが、徐々に緩和され
やっぱり生でのライブっていいなあ
声出せれたらいいけど、それでも現場って楽しいなあ
Perfumeに会うたびにそう実感させられていた真っ最中
はやく、あの空間をまた…と想っていたのに
こんなに早く…
いろんな感情が渦巻いていました
間違いなくこの声出し解禁の公演は忘れられないものになる
でも、この試みができるほどの集客って…?
三人はきっと葛藤しているはず…
1席でも空席を埋めたい…
エンタメ業界が個人を守るために対策しながら
2年間閉められていた蓋を慎重に開けるように…
当たり前を取り戻していたこの時期
「声出し公演の先駆けとして成功できれば、間違いなく今後のエンタメシーン復活の後押しになる」
考えることはなかったです
ド平日の当日券を買い
「すみません、突然なんですけど…明日有休いただきます…」と言い
(これが通用する職場でよかった)
焦りなのか、興奮なのか
ドキドキ若干震えながら航空券と宿を確保
※そのおかげで復路を10日後で予約していたというミス✈※
この旅はすべてが変わった感じがしていて
平日の大阪→仙台行きの
えらい歩いて、えらい小さな待合場には
マイメンTのPLASMAフル装備の男性と
リュックに2018年のトゥワーのキーホルダーをつけた人と
パンッパンのリュックに過去ライブのグッズがちらほらついている女性
同志を見つけるだけで、ちょっと泣きそうでした
いや今も泣きそうになってきたウケる
移動中のコンパクトな機内で聞くPLASMAは、なんだか違う気がしました
自分たちの声が聞こえた気がしました
Perfumeのライブと共に年を重ねてきた私の耳には、染みついていたみたいです
まさか東北まで来てしまうとは、、、
初上陸でした…今みたく関西がちょうど肌寒くなってきたころ
ロクに衣替えもできてないクローゼットから厚手の長袖を引っ張ってくるという選択肢はこれっぽちも無く
マイメンT1枚という軽装備
この軽装備を大雨東北の山奥極寒の地でのちに後悔することとなりますが
よかったと思う出来事が
仙台駅の改札をうろうろしてる私のマイメンTに気づいてくれた優しげなおじさんが
「おっマイメンT」
『お…!今日見られるんですか?』
「うん、仙台駅は広いね~初めて来たよ~」
『私もです!今日のライブ…最高のライブにしましょうね……‼‼‼‼』
あの、心のギュッとなった感覚は忘れられません
あの日は同じ目的の人を見るたびに心が締め付けられました
各地から見守っていた人たちも同じで
きっとそれぞれ仕事や家やその人にとっての大切な人や明日の自分だったりを守っていたんだと思うんですけど、本当に託されてる感覚がありました
これだけ私の愛する存在が多くの人にも愛されてると実感すると
なんだか、今までの人生が肯定されているような気持ちにもなれました
わたしも何かを守る生活がベースでしたし、それは決して悪いことや劣っていることでは無いんだけど、それしか知らなかった私にとって
あの日現地へ向かうという選択肢を取って行動にうつせたことは、正直財産になりました
ほんと良いライブだった
あの愛の交換会、あの場所に想いを寄せていた全員の人生が肯定されていたようで
ほんと良かったな
わたしの固定ツイート(イーロンごめんけどずっとツイートって呼ぶで)
があれば、これからもがんばれる気がするな
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