P55 P!ターンテーブル
みなさんこんにちは、P!MODEL LABOのぽらりんです。
フライス盤を使って斜めに切削するための回転テーブル
「P!ターンテーブル」のご紹介です。
【P55 P!ターンテーブル】
P55-1 P!ターンテーブル(PROXONマイクロフライスマシン用)
P55-2 P!ターンテーブル(PROXONフライスマシン(NO.27000)用)
P55-1 16,500円
P55-2 17,500円
予約開始日 11/30(水) 22:00より ECサイト
発送 12月中旬
初回ロット 各30個限定(次回生産未定)
対応フライステーブル
P55-1
プロクソン(PROXXON) マイクロ・フライステーブル MF70 No.27120
※単体
プロクソン(PROXXON) マイクロ・クロステーブルNo.27100
P55-2
プロクソン(PROXXON) フライスマシン 卓上フライス盤 No.27000
※単体
プロクソン(PROXXON) クロステーブル 【スライド最大寸法・前後左右各70mm】 No.27150
【注意事項】
・特性上100%の精度、数値を保証できるものではありません。
最終的にはお客様の使用方法や仕上げに依存します。
・工業製品ではないため、角度に関してはセットした値は誤差がある場合がございます。
・充填率を上げて作成していますが、過度な力が加わると破損する場合がございます。
・3Dプリンタで出力しているため、制作過程で積層痕があります。バリ取り作業をしますのでヤスリがけのキズが多少あります。
・割れや欠けなどの商品不良以外での返品・交換はいたしかねます。
・ツールを利用したことにより被害を受けられても責任は負いかねますのでご了承ください。
【開発経緯】
現在の改造の主流であるスライドダンパーのスライド穴は斜めにスライドするように作られている方も多いと思います。
ただでさえスライド穴の成形はめんどくさいのに、斜めになると治具等を使ってやってもなかなか思うようにまっすぐ穴が開けられないことが多いです。
この斜めスライドをきれいに作るにはどうしたらいいかと思って、工業製品等を眺めていると、流用できそうなものがあり、これを落とし込むことに決めました。
【組み立て方】
セットした状態だと大きくなるのと、コストカットの面で、ユーザー様に組み立てていただく形になります。
またフライス盤の型によってレールパーツがサイズが変わるのでご注意ください。※組み立て手順には代わりはありません。
【内容品】
・アクリルプレート 1枚
・テーブル 1枚
・ベース 1枚
・ガイドレール 1本
・M5 六角ボルト 2個
・M5 六角ナット 2個
・M6 六角ボルト 2個
・M6 六角ナット 2個
・M6 ワッシャー 2枚
【用意するもの】
・六角レンチ M6、M5
・M2ビス、M2六角ナット(適宜)
・アルミスペーサー(適宜)
M2のネジに関しては、皆さんたくさんお持ちだと思うのでwご準備お願いします。
①ベースに対角にM6六角ナットをはめる
若干緩めに作ってあります、奥までしっかりと押し込んでください。気になる方は接着しても大丈夫です。
②アクリルとテーブルをあわせて四隅をネジ止めする
見栄え的にはアクリル側からねじを通して、反対側を六角ナットで固定してくれたら大丈夫です。
また裏面には六角の彫り込みをしています。
ですので裏からビスを通しても大丈夫です。
このとき、固定したいプレートの箇所に予めビスを通して置くといいかもしれません。
③①と②を組み合わせる
センタの回転軸の凹凸をあわせてはめ込んでください。
キツめに嵌合を作っているので、ハマると「カチッ!」と音がすると思います。
念の為、このとき合わせ面がちゃんとついているか確認をお願いします。
で対角にM6の六角ボルト、ワッシャーを取り付けて締め切るまでねじ回しをしてください。
ボルトを締め切らなければ、レールに沿って回転すると思います。ご確認ください。
④レールの取り付け
レールにM5のナットをおくまで入れます。
ベース側からM5のボルトを通して、軽く締めたら本体の完成です。
【フライス盤取り付け方法】
溝に対してレールをはめて任意の位置に設置します。
この時、溝に対して隙間が若干あるので、奥方向に押してやることで
平行がでやすいようにしています。
押し付けながらM5のボルトを締めて固定します。
【使い方】
溝とアクリルの刻印で角度は合わせやすい様になっていますのでお好きな角度にセットして、M6ボルトを締めて固定してください。
【実際に使ってみた】
アルミスペーサー等で浮きを作ってください。
そしてプレートをおいて六角ナット等で固定してください。
ちゃんとまっすぐな斜めスライド穴が作成されました。
このとき、スライド穴の大きさを作りたいエンドミルのサイズで一発で行うのではなく、罫書きをしたあと、小さいサイズのエンドミルで余白を残す形で穴を作ってやり、最後は自分の手で微調整や現物合わせをしてやれば、まずいいものができるのではないでしょうか?
よろしくお願いします。
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