【新商品】ギヤディグΦ8

こんにちは、P!MODEL LABOのぽらりんです。

おそらく今年最後?の新商品「ギヤディグΦ8」の紹介です。

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【開発経緯】

「一度はやってみたいカツい改造 第一位!」

「抵抗抜きといえばこれでしょ!改造 第一位!」

「周りにドヤれる改造 第一位!」

と、憧れ、速くなるに違いない…!と信じてやまない魅惑の改造

「フローティングカウンターギヤ」

おそらく、一番この改造をやる、もしくはやったことある方は、ステップドリルや、Φ8の面取りカッター、ダイヤモンドヤスリ…などで「見た目」はフローティングギヤを作れたかと思います。

これらの手法でギヤのセンター芯を捉えて加工する難しさは、販売中の「ローラー520ドリル」と同じく、

センターに穴をあけるって結構難しいことはおわかりかと思います。きれいに回転させる大前提としては、必須の技術です。これがずれてしまうと、偏心し、いびつな回転→結果ロスに繋がるわけで。

そんな改造がお手軽、ピンバイス1本で実用に足る精度でできるなら?と考えました。

【構造を考える】

ギヤのセンターを確実に押さえる方法として、ギヤを注視すれば誰でもわかると思いますが、これもローラー520ドリルと同じ考え方で、ギヤのカウンター軸穴を基準にガイドをつけて、削り取れれば…と考えました。

また、拡張した穴の径に関しては、830を圧入したとき、ベアリングに圧が少しだけかかって、なおかつ外れにくい、ということで今回は1/1000mmまで計測して指定しました。基準とした830ローラーは現行のものと旧の両方です。

【試作】

できました。

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これ単体で作業することを念頭にローレット加工を行い、持ち手をつけましたが、自分で使ってみて、指がめちゃくちゃ痛かったので、少し延長し、ピンバイス等にチャックするためのΦ3mmの軸を取り付けました。

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ピンバイスはラバーがついたものをおすすめします。ピンバイスもこだわるととても使いやすいですよ。

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削りカス

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パッと見はセンターでたような感じです。

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軸をとって830をはめ込んで完成です。

精度にかんしてはこんな感じに。

偏心したような回転ではないと思います。

とりあえず現時点では片軸カウンターで試していますが

両軸カウンターも試してまた追記したいと思います。

【商品説明】

P!MODEL LABO 「ギヤディグΦ8」

素材:SUS303 ステンレス

加工方法:NC旋盤削り出し

全長:

チャック径:Φ3mm

価格:1本 3,666円(税込)

販売方法:11月下旬より

     全国お取り扱い店舗さま

     ECサイト https://pmodel-labo.stores.jp/

ECサイト先行予約:別途ご案内

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