電池関係のことについての素朴な疑問
みなさんこんにちは、P!MODEL LABOのぽらりんです。
今度電池ホルダーを出すんですが(何卒宜しくおねがいします)
せっかくなので電池のことについて、聞いたり、調べたり、経験則で思いつくことかいてみようかなぁと思ったりしました。
ちなみに充電器の話とかも以前書いたものがあったりするので合わせて読んでいただければと思います。
【電池ホルダー、ストレートとブリッジ、どっちがいいの?】
今回最終的にはうちから、ブリッジタイプとストレートタイプの両方を発売する予定なので、せっかくなので調べてみました。
結論から言うと、ミニ四駆でやる分に関してはあまり差がないということでした。
なんとなく私もイメージでブリッジよりもストレートのほうが良さそうと思っていました。理由に関してはブリッジだとその分シリコンケーブル挟んでしまうので、「異物」がある分ちゃんと充電できないんじゃないか?とか思っていた時期がありました(無駄に神経質)
あえて関係があるとするなら、想像したとおりケーブルや端子分の抵抗が関係はしそうです。もしかしたら充電の際に電圧の表示で抵抗分の差が出るかもしれませんが、そんなに大きく気にするレベルの差ではないかなと思います。
結局のところ、自分の環境にあったホルダーを選べばいいってことですね。
※ちなみに関東はブリッジ派、関西はストレート派が多かったり、立体勢はストレート派が多かったりという文化があったりもしました(笑)
【充電用ホルダーの端子の材質にはこだわるべきか?】
なんとなくミニ四駆をやっていると「通電性」は気になるところ。ターミナルも多くの人は「銅」と「金メッキ」どっちがいいのか?研磨は?とか考えたりしますよね。ならば充電用ホルダーも…とか思ったり。
この件については、私が尊敬する、そのへん詳しい()レーサーさん何人かに聞いてみたとことろ「ホルダーの端子に特にこだわる必要ない」ということでした。出力電源として使っていないから。特にミニ四駆レベルではこれも関係ないとのこと。ミニ四駆のターミナルは出力電源用ですね。
それよりもはんだ付けの仕方とか、端子、接点圧とかそういうところのほうが気をつけるべきじゃないか、ということでした。
【内部抵抗について】
「育成して内部抵抗下げたいんですがどうしたらいいですか?」的な質問を見たり、聞いたりすることがたまにあります。
内部抵抗については以前デルタピークの説明のあたりにも書きました。
正直最近私はあんまり内部抵抗の低さについてはあんまりに気にしてなかったりします。
内部抵抗って電池が温まったら下がります。わかりやすい例として、「夏場のアルカリは速い」「アルカリ電池を温める」という話は、電池を温めてることで、内部抵抗が下がった結果、速くなる、という理由です。これは電池の特性?なので、ニッケル水素電池も同じ。
余談ですが、容量なくなれば内部抵抗は高くなりますし、劣化しても高くなります。
ですから、数値が流動的なのであんまりアテにしていません。むしろどれだけ抜けたかとかのほうを見るようにしています。鮮度的な部分の指標とかくらいには思っていてもいいかも?というレベルです。
【ペアリング(マッチング)は必要?】
個人的にはできればやったほうがいいと思います。指標は容量。
これ結構しられているようで知られていない話だったりするんですが、普通に2セル以上直列で充電した場合、電池の容量が一番少ないもの(充電容量が少ないもの)が基準になって充電が終了するためです。
10の位程度でそれほど差がなければあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、開きが多ければ大きいほど、片方は満充電なのに、もう片方は満充電ではない状態になるので、できれば揃えたほうが管理もしやすい、という理由です。
RCのバッテリーで「マッチドバッテリー」というものがありますが、6セル?もあるので、ばらつきがあるとつまり…ということですね。
まぁ単セル系の充電器(X4miniやC4evoなど)は各セルごとに充電するのであまり問題はないかもしれませんが、充電完了時や放電完了時にちょっとだけ容量も気にしてもいいかもしれません。
【おわりに】
今回はなんとなくあやふやな、空気感でやっているところにスポットをあててnoteにしてみました。あんまりこういう話は表立ってはないので、いい機会かなと思い書いてみました。
掲載にあたってご意見いただいたみなさま、ありがとうございました。
そういえば最近私もnoteに書いた
について
Shoya H.(@shoya_h_pavs)さんがめっちゃわかりやすい動画を上げてくれてたので、106B系お持ちの方は見てみてください。
あと師匠のテラ(@tera324)さんも
注意喚起を含めて、動画を再投稿されていますのでご紹介までに掲載させていただきます。