NBA 蟹ほじ的データ予想ツールの紹介

みなさんお久しぶりです。データ派ベッターP@蟹ほじです。
今シーズンのNBAもコロナの影響で延期試合が出るなど難しいシーズンとなっていますが、何とか各チーム順調に試合が消化され、データ分析が十分に行えるほどデータがたまってきました。

それに合わせて蟹ほじは、データ予想をするにあたっての労力を最大限削減するため(他のことにも時間を使いたい!)、自動化自動化また自動化に勤しむ日々を送って参りました。
そしてこの度、ついにある程度納得のいくツールの作成が完了致しました。

これまでの蟹ほじは、ザブックでみなさんがバンバン投稿するのを横目に、「よくこんな投稿するモチベがあるな。マジでみんなすごい」と思いながらValorantに浮気しつつも、嫁からのプレッシャーに耐えてツール作りに取り組んできました。しかしついにツールが完成した!ということで、これからはザブック投稿なども行い、予想を公開する機会を増やしていこうと思っています。

さて、せっかく作ったのもあり、どんなものかみなさんに勝手にお披露目しようと思います。もしこのNoteを読んでくれた方の中で、データを活用した予想方法に悩んでいる方がいらっしゃったら、何かのヒントになれば幸いです。

1.概要
構成は超シンプルです。作成したプログラムで必要なデータをスクレイピングし、整形してCSVファイルに吐き出します。そしてこのCSVファイルをExcelで取り込み、分析します。CSVファイルは各データごとに吐き出しており、合計で7つのファイルを出力しています。取得しているデータは以下の通り。
・(予想する日の)試合組み合わせ
・(予想する日の)試合があるチームのスケジュールと結果
・(予想する日の)試合組み合わせの過去の直接対決結果
・各チームの過去10戦の各種スタッツデータ
・各プレーヤーの過去10戦の各種スタッツデータ
・各試合のライン(ピナクル)
・各試合のプレーヤープロップのライン(ウィリアムヒル)

2.機能紹介
①得点/ハンデ分析シート(キャプチャはー部抜粋)

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各試合について、ゲーム/ハーフ/クオーターごとにブックメーカーの得点ラインと各チームの過去実績から統計で割り出した予想得点範囲を表示します。合計得点にも各チームごとの得点にも対応しています。ブックメーカーのラインと予想得点範囲を比較して、おいしいラインがわかるようになってます。ただ、これは相手チームの強さを度返ししたデータになるため、完全に信用はできません。対戦相手の状態やレーティング等を総合的に考えてベットするかの判断が必要となります。

②プレーヤープロップ分析シート(キャプチャはー部抜粋)

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各選手のプレーヤープロップについて、ブックメーカーのラインとオッズ、また過去データを統計で分析した結果おいしいラインがあるかを表示します。こちらのシートで重要なのは出場時間です。プレーヤープロップは出場時間が大きな影響を及ぼすため、実際の試合で出力するであろう時間を入力して試行錯誤できる作りになっています。また、ゲームの得点予想と同様に、こちらでも対戦相手を考慮することは重要となってきます。

③チームスタッツ分析シート

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基本的にラインとにらめっこして予想するのは①、②であり、③以降はその補助として使用します。③は各チームの過去10戦について、各スタッツをゲーム/ハーフで表示し、さらにそのスタッツがリーグで何位かを表示しています。①、②は相手を考慮していないため、③を使用して対戦相手について考察し、ベットするか決定します。
例えば、こんな感じです。
①でチームAの前半チーム合計59点overがおいしいことがわかった。
⇒では③で対戦相手であるチームBの前半のDEFRTGを確認してみよう。
⇒リーグ5位で結構優秀な数値となっていた。ではPaceは?
⇒全体では15位と普通だが、前半は24位とかなりPaceが遅い。
⇒チームBのDEFRTGとPaceを考慮した結果、ベットは見送ろう

④スケジュールシート

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NBAを予想するにあたり、スケジュールは結構重要です。特に今年はコロナの影響で過密日程になっており、各チームのスケジュールを把握しておくことは重要になります。このシートでは各チームのスケジュールと結果を一覧で表示して、各チームの現在の状態(連勝中とか)を把握します。

⑤直接対決結果シート

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直接対決の結果を一覧で表示します。いつ対決し、結果がどうだったかわかるので、詳細な内容を知りたい場合は別途その日付の試合のBoxScoreを確認します。ご存じの通り直接対決は予想する上でかなり参考になるデータなので、ちゃんと把握しておきましょう。


以上、ウキウキで書き始めたものの、途中で飽きてしまい色々はしょりました。読んでくれた方のなかにはお気づきの方もいるかと思いますが、ほとんど調べれば簡単にわかるものです。なので全然ドヤる内容でもないのですが、一覧で表示できるってことはサイトでページをポチポチ切り替える必要もないってことで、その手間のかからなさにこそ価値があります。そしてすべてポチポチして放置しとけばOKってのは超楽であり、予想することだけにリソースが割けるので効率的なのです。あと最後にですが、欠場者の情報には細心の注意を払いましょう。欠場者次第で、データ上のチームとはまるで別チームになります。

ということで、ツールを使った予想ライフのスタートなのでした~

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