Leuraで秋の色彩に包まれた午後
シドニーにも紅葉の季節がやってきました！
オーストラリアに移り住むまでは、オーストラリアに冬があるなんて想像だにしなかった筆者です(笑)
「常夏の国」と思い込んでいたオーストラリアにも、紅葉を迎える地域があることを知って、驚愕したあの日。
今回は、ここシドニーで美しい秋の彩りを愛でることができる町のひとつ、Leuraを散策してきました。
シドニーが州都のニューサウスウェルズ州での紅葉スポットのひとつ、Leura.
地元民にも観光客にも大人気のブルーマウンテンズ国立公園に属する小さな田舎町です。
山国の日本との地形の違いから、「山全体が紅葉に染まった風景」はこちらにはありませんが、このLeuraの町に生きているたくさんの木々が葉を落とす前に見せてくれる色彩のエネルギーは息をのむ美しさ。
スッキリと晴れ渡る青空に紅葉が映えますね。
色を変えている途中の、美しいコントラストも目を楽しませてくれます。
このエリアはLeuraの住宅街。
静かで落ち着いた雰囲気の中、紅葉を楽しみながら歩きます。
常緑樹とうまく混じり合う紅葉の木々。
それぞれのカラーを思い切り表現する様は、なんだかオーストラリアという国自体を表現しているよう。
この日は太陽の光が強く、サングラスをかけて出かけた筆者。
空気はひんやりと冷たいのですが、こうやって見ると、空は夏空のように澄み渡った青空。
この木はもう葉を落とし始めています。
紅葉の時期はあっという間に過ぎていきますね。
シドニーが秋の色彩に彩られている時間もあと僅か。
まるで、これからやってくる冬に向けて、ありったけのエネルギーを放出しているかのような木々。
冬の間にフレッシュなエネルギーを蓄え春の芽吹きに備える。
フレッシュなエネルギーを蓄える為に、今持っているエネルギーを空にするかのようなこの色彩噴火。
偉大なるエネルギーの循環を感じる秋のLeuraでの一日でした。
*自然豊かな町、Leuraへは、シドニー市街地から電車で2時間ほどの旅です。