バーニー・サンダースとカーディ・Bの対談
カーディ:製薬会社とか権力をもった人をこんなにも怒らせて怖くないの?
バーニー:それこそ、私が人生をかけてやってきたことだよ。
バーニー:トランプを排除しないといけない。彼は行き過ぎた差別主義者だ。
カーディ:白人警官が黒人を殺すのをもう隠そうともしない。黒人やマイノリティに対する暴力は本当にひどい。SNSで毎日のように人が殺されるのを見て、戦う気力が失われていくの。誰も私たちを気にかけてないし、誰も私たちのことを話題にもしない、私たちは価値がないんだって言う気持ちになるの。これをどうやって止めたらいいの?
バーニー:黒人の4人に1人は、刑務所や仮釈放、保護観察の状態で人生を終えている。これは本当にひどいことで、変えなければならない。まずやらないといけないのは、よい仕事につけるように、人種を問わず誰でも教育や職業訓練を受けられるようにする。2つ目として、白人警官が誰かを殺したら米国司法省によって裁かれるようにする。3つ目に、警察が、軍隊のようになるのではなく、地域に尽くす存在になること。
カーディ:みんなにわかってもらいたいんだけど、私は警察を攻撃するつもりはない。ちゃんと市民を守ろうとしてる警察もいる。
バーニー:180万のアメリカ人は、アメリカで育ちメキシコにすら行ったことがない。
カーディ:よくある質問だけど、どうやって健康保険や学生ローンの免除を実現するの?不可能という人もいるけど。
バーニー:カナダに行けば、健康保険は権利として存在してる。イギリスでもフランスでもスウェーデンでもドイツでもノルウェーでもね。アメリカの今のシステムは、製薬会社に利益をもたらすためにある。それを私を変えたい。
カーディ:アメリカの賃金の話だけど、私がまだ有名じゃなかった頃、いくつ仕事があっても生活が成り立たなかった。
バーニー:重要な問題だね。多くの若者は時給900円で働いてる。想像できるかい?いくつ仕事をかけもちしても生活がなりたたない。家賃も払えない。子供の世話もできない。私はこうした事態の改善のために最低賃金を1500円にする法律を通したいと思ってる。
スタッフ:フランクリン・ルーズベルトについて話すかい?
カーディ:ルーズベルトのことが大好きなの。アメリカの一番大変なときに大統領になり、不況や第二次世界大戦を乗り越えて、ニューディール政策によって、社会保障を確立させた。すごいよね。
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