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レースクィーンってどんなイメージですか?

レースクイーンって、一般的なイメージとしては

☆華やか
☆軽そう
☆ただ笑ってればいい
☆傘さしてる人
☆お高くとまってそう
☆わがまま

とかそんな感じだと思うんです。


でも実際はめちゃめちゃ過酷だし、
みんなプロとしての根性がすごい。


チームによってももちろん、
全然違いますが、

私がいたチームは本当に
精神的にも肉体的にもキツかった。

例えば東京から岡山までチームで車移動した時、

運転してくれたのはコントローラーさん(RQの管理をする人)。

そして女の子6人で乗ったんだけど、
仲もいいのに、

誰も一言もしゃべれない空気。

何かをしゃべったら
コントローラーさんに聞かれて

内容次第では怒られるかもしれないから

誰もしゃべる勇気がなかったんです。


そんな空気の中始まる
コントローラーさんからの質問や問題。

そしてギャルオンという、
チームのPRタイムで話すことの練習も

そこで始まります。

前日入りだけどホテルではなくまずサーキットに着いて

チームのメカニックさん達にご挨拶。

そして何待ちかも分からないまま
私たちは待つわけですが、

その間、座る事もできず、立って無言で待つ。


チームの人には
座りなよー!とか

なんか空気重いな(笑)とか

言われたけど、

私たちは
コントローラーさんに何か
言われないように必死(笑)


そして何時間か後にホテルに到着。


そんな前日入りの日は終了。


そして予選、本戦とあるわけですが、

私たちの仕事は傘をさすだけではなく、

雑誌の撮影が入ったり、

動画撮影が入ったり、

ギャルオンや、ピットウォークでの撮影timeが
あったり、

物販の販売促進したり、

バタバタと動きます。

スケジュールが少しあいても、
休むことは許されません。


一度、休憩時間にみんなで座っていたら、
ファンサービスしなくていいのかと
怒られたことがあったので、

私たちに休憩はないとその時に悟りました(笑)

ファンサービスというのは、
外に出ればたくさんカメラをもった方達が
いるので、

お話したり、写真を撮ってもらったり、
サインを書いたり、

そんな感じのことをします。


そういえば私たち、朝から夕方まで水分取ってなかったね( ´•_•。)

なんてこともありました。


気温0度でも保温性のないコスチュームを着て

お腹と足出して、

撮られる時は
ぷるぷるカラダが震えるのを抑えて
笑顔を向ける。


逆にすごい暑いときは
メイク崩れたり、日焼けはいやだったけど、

私は暑い方がラクだったな(笑)


コントローラーさんに怒られて、
悔しくて泣いたこともたくさんあったし、

ストレスがすごくて
コントローラーさんに会う前日から

声が出なくなったことも2.3回ありました。


レースクィーンってそんなに過酷なのかと、
びっくりしますよね!?


想像してたのと違うでしょ?笑


でも、過酷は過酷だけど、
私は応援してくれる方達にすごく支えられたし、

1番近くでチームを応援できて、

ドキドキしながらレースを見守って

すごく楽しかったです(*´ω`*)


ファンの方達が会いに来てくれて、

がんばってね!と声掛けてくれて、

差し入れをくれたり、

プレゼントをくれたり、

横断幕をつくってくれたり、


本当に感謝しかなかったです。


レースクィーンの子達ががんばれるのは

応援してくれるファンの方達のおかげ!


私は今まで
イメージガールやモデルやMCやイベントコンパニオンなども経て、

たくさんのことを学びました。


毎回毎回違う人達と仕事をするので
たくさんの人に会えたし、

いろんな職種の人と接点もあったから
たくさん刺激ももらえた。



今の私があるのもそういう経験をしてきたからなので、
やってよかったなと思ってます。


Emiri.


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