記憶に残らない文章
諦めても諦めなくてもどちらにしても泣く未来がありました。何の音も聞こえないように、音楽だけが聴こえるように、イヤホンをつけて泣きました。自分の事を守ると怒られる。私の顔はどんなだっただろう。私は私の事を見つめているようでどこを見ているか分かりません。帰りたい場所も帰りたい場所を作る気力もありません。私は物理的に自分を傷つける姿を想像しては怯え、太ももを叩くので精一杯です。鏡に映った私に向かって、早く死んだら良いのに と死なない私は伝えます。
救えるのは私だけなのに、私は自分を救おうとしません。
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