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festina lente

ゆっくり、いそげ

タイトルにある "festina lente" の訳語です。

急にどうしたのかと思われるかもしれませんが
ちょっとだけお付き合いください。

タイパ、という言葉がよく聞かれる現代。

だったら私は
その逆を生きていたいな、とふと思ったのです。

でも、それはいわゆる「丁寧な暮らし」とか
そういうんじゃ全然なくて...

それを言うんだったら「丁寧に暮らす」の方が
イメージとしては近いかな、という感じ。

こーゆーことを考える時、いつも思い出すのは
山奥の小さな集落や、島で過ごした時間。

コンビニもスーパーも無かったけれど
それはとても豊かで幸福感に満ちたもので。

大きな自然の循環に包まれる安心感と喜び
そして、たわいもない会話。

あの時は当たり前に享受していたけれど
そういうのってタイパとか効率を追求すると
すぐ失われてしまうような繊細なものだったり。

なんて急に言い出したきっかけは、この本。

まだ30ページくらいしか読んでないけど
印象的だった言葉を最後に載せておきます。

ぼくは逆に思える。守り、育てるべきは、ぼくらの暮らしであり幸福感。そして経済は本来、そのためにあるのではないかと。

そして、今、それと同時に考えるのは
今日もゼミの中で先生が言ってたこの言葉。

Get out of your comfort zone.

居場所があることは良いことだけど
居心地の良い場所になってしまったら
それ以上成長できないんじゃないかな、と。

なんか論点ズレてきた?まぁ、いっか。

なんてことをぐるぐる考えていると
気づいたら夏休みがもう目の前に来てた。

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