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第18話『人形遣い』(4)’

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『人形遣い』(4)’───《 Necro Doll_Wamtia 》

次回予告『ワイルドリザード』

登場人物紹介

山崎 渉(ヤマサキ ワタル)
中学2年生の人形師。祖父である荒巻スカルチノフを師とする。
『繰殻眼』の覚醒によって彼の運命は捻じ曲げられる。

ワムティア・コッペリアス・ミルマリオン
瑠璃色の瞳、白磁の肌、輝く銀髪をもった等身大の球体関節人形。
その正体は、旧ソ連シベリアの少女を素体とした屍躰人形(ネクロドール)である。

【繰殻眼】能力:人形に命を吹き込み、操作する。本人の才覚によって、人形の自律操作、武具の具現化・変形などマルチプルな能力に発展した。

「そんな『操り糸(スレッド)』ッ! 僕達で荒らしてやるんだッ!」
「はい、御主人様」

荒巻スカルチノフ(アラマキ スカルチノフ)
偉大なる人形師。旧ソ連の崩壊に乗じて日本へ亡命したロシア人。
当時の機関は『繰殻眼』の覚醒時期を把握しており、“眼”と引き換えに人形加工処理を行った。ワムティアとの関係性は不明。向けた感情は情愛か、蒐集か。


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