9/16 阪神ジャンプS(J・GⅢ)

ご無沙汰しております。

書くの6月の東京JS以来なんですね。夏競馬、記事はサボってました(笑)

そんな中でサクセッションが新潟JSを制してくれたり嬉しいこともありましたが、収支は盆明けからの負けで尻すぼみに…

僕の記事も今回人気のジューンベロシティと同じローテになってしまいましたが、よろしくお願いいたします。

さて、阪神JS。淀の改修に伴う変則開催で、去年まで3年間中京で開催されていました。
代わりに、11月の京都JSがこれと同じ条件の3140mで3年間行われました。

てなわけで、過去10年のデータを取り出すにあたって、「秋の阪神3140mで行われた重賞」として2013〜2019年の阪神JS及び2020〜2022年の京都JSを取り出して考えてみました。

手書きほんますいません…
データ打ち込みが上手くいかず、書きました(笑)
読めなくはないと思うので、ご辛抱ください。

ご記憶にもある通り、高田潤祭りですよね


2013〜2018開催分


2019〜2022開催分(2020〜2022は京都JS)

【脚質】
想像通り、先行有利です。そして、「先行するならハナ叩け」が鉄則でした。
過去10年、2周目に入ってからの位置取りでハナを取れて逃げていた馬の成績は(5.4.1.0)。全馬馬券内です。対して2番手で2周目に入った馬の成績は(1.1.3.5)。逃げた馬ほどの信頼度はありません。
ただ、5件の馬券内の内5件ともがここ5年での結果。より「行った行った」の先行有利の傾向が強まっていると見ることも出来ます。

【馬齢】
過去10年馬券内、延べ30頭の馬齢です。
4歳  2頭
5歳  8頭
6歳  8頭
7歳  5頭
8歳  4頭
9歳  2頭
10歳〜 1頭

それほど差は見られませんが、高齢馬には厳しい結果です。特に9歳以上で馬券内の3頭は11月開催の京都JSでの結果なので、まだ暑い9月の阪神JSでは苦戦を強いられるかもしれません。

【コース実績】
阪神コースは襷&バンケットがありますが、コーナーが緩く、平地区間も長いので、得意な馬はハッキリしやすい傾向にあると思っています。
馬券内の延べ30頭の内、未勝利戦も含め、出馬時点で阪神コースを経験していた馬は26頭。阪神コースで馬券になった経験のある馬は19頭でした。阪神初コースが重賞、というのは敷居が高いと思います。

ちなみに阪神初コースだけど絡んだ、という4頭はドリームセーリング(14年2着)、メイショウダッサイ(18年3着)、メドウラーク(19年1着)、サトノエメラルド(19年3着)の4頭。

共通点はちゃんと見つけられなかったのですが、「バンケットのあるコースで未勝利を突破」していました(ドリームセーリング福島・メイショウダッサイ小倉・メドウラーク中山・サトノエメラルド小倉)。

この辺りは何かヒントがあるかもしれません。


レース分析が長くなってしまいました、今年の予想です
◎ショウナンアーチー
◯ホッコーメヴィウス
▲ネビーイーム
△ジューンベロシティ
△グレートバローズ
☆アドマイヤアルバ

◎は勢いを買ってショウナンアーチー。
入障戦で阪神を走り逃げ切ると、小倉のオープンでも果敢に逃げて2着に踏ん張りました。
阪神実績もある逃げ馬で、最多タイ馬券内の5歳です。最も向きそうなこの馬を本命にします。
中村騎手は思い切ったレースが身上で、今年の冬、その思い切りが鳴りを潜めてしまって絶不調でした。それを払拭するかのような逃げ切りを6月にこの馬で決め、そこから少しずつ調子が戻ってきたように感じます。ホッコーと平沢騎手が逃げるにあたっての強敵となりますし、多頭数も初めてなので乗り越えなければいけない部分もありますが、ここ最近の勢いでこちらを上位に取りました。

◯はホッコーメヴィウス。昨秋の障害重賞皆勤で3勝の大活躍…から復帰してまた重賞を積極的に使いましたが、東京JS 9着→新潟JS 9着→小倉SJ 6着と本来の姿とは程遠い成績に終わってしまっています。
原因は体調の他に、見ての通り思い切って逃げられていないこと。一応はハナを切った新潟でもフォッサマグナに競られる格好でした。
ここで鞍上が平沢騎手にスイッチ。そして2枠という好枠を引いて、逃げないわけにはいきません。元々実績は折り紙付きのコースですし、復活の可能性は十分あります。

▲はネビーイーム。
阪神では2戦2勝と好相性なことと、前目に付けられることを評価しました。
OPでも安定感がありますが、「逃げ馬ではない」のが今回の割引ポイント。加矢太騎手も逃げの選択を積極的に取るタイプではありません。あくまで◎◯が競り合った時に浮上してくる、というイメージにおいて、安定感のあるこの馬を上位に置きたいと思いました。

△1頭目はジューンベロシティ。
本格化しました。東京JSは本当に強い競馬でしたし、小倉でも良績があるようにどんなコースでも力を発揮できる馬です。レースによって器用に位置を変えるので、逆に読みづらく、逃げ馬たちより印は下になりました。捉えきれない、という場面もこの距離なら多々あるかと思います。

△もう1頭はグレートバローズ。主戦の小坂騎手が、OPでも地道に、何とか道中押し上げて前に前に行かせようとしているのを見てきました。前々走の福島ではついに捲れて3角先頭から押し切れました。この競馬が重賞でも出来るか、です。
残念ながら小坂騎手が怪我で乗り替わりですが、替わるのが森一馬騎手なら言うことなしです。
過去10年の中で、【2018年∶阪神未経験のメイショウダッサイを3着】、【2022年∶馬券内なかった10歳馬のマサハヤドリームを2着】と2回も阪神3140の重賞の定石を破っているので、無印は怖いと思って印を回しました。

☆は将来性を見込んでアドマイヤアルバ。
阪神未経験ですし、未勝利の勝ち上がりも新潟です。強く推せる要素はほとんどないのですが、個人的にその新潟未勝利の勝ち方がとても素晴らしいと感じました。
上野騎手は位置を上げる時にかなり慎重と言うか、余裕を持った位置で外から回して上げていきます。ペースが早くなる新潟の3角、かなり外を回した中ですぐさま先頭に立つとそのままリードを広げて押し切りました。
平地オープン馬で、障害レースの能力もかなり高いと見ています。どの馬も仕掛けが揃ってしまえば、脚の差でこの馬が前に出ている、ということもあるのではないかと思って、穴に指名します。
ここで良いレースが出来ればレースの幅とともに将来が楽しみに。そんな期待を込めて。

予想は以上。めちゃめちゃ長くなってしまいました。ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。

買い目は◎からの馬連かワイドか、と☆からのワイド。詳しくは競馬場に着いて考えます。

このレースも、そしてどのレースも、全馬無事に。
内馬場で見られるイベントがあるとかで、抽選当たれば嬉しいなぁ。


以上、またお目にかかれますよう、さいなら。

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