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紙に印刷すること

前回の投稿でOyazineは紙に印刷しないと作る意味がないと書きました。それは自分が紙モノを中心としたグラフィックデザイナーであることがひとつの理由ですが、同じ文章でもネットで読むことと紙に印刷されたものを読むのでは、読み手の印象が異なると思っているからです。
ネットであれは印刷代もかかりませんし、作る時間も手間も少なく効率的かつ便利ではあります。最近は墓参もネットで出来る時代です。地理的に墓参が難しい場合には有用なシステムだと思います。スマホやタブレット仕様の校歌などの音声が入った卒業アルバムもあるようです。ただ、なんでもかんでもデジタルにすればいいというものでもありません。便利になると同時になにか大切なことが失われるような気がします。またSNSである人の投稿のアーカイブを見たいと思ってもスクロールし続けないと目的の投稿になかなかたどり着けません。さらにサービスが終了してしまえばあっという間に見られなくなります。そんなわけでOyazineは紙で形にしてきましたが、それに加えてもうひとつ理由があります。Oyazineに書かれた文章はある意味親爺たちの遺書でもあると思っていました。やはり遺書はデジタルではなく紙がいい。Oyazineはもしかしたら何十年後かに色褪せてボロボロになって、どこかに残っているかもしれません。しかし、遅かれ早かれいずれ紙はなくなるのでしょうか。デジタルは当たり前になり、今やAIの時代になりつつあります。アナログな親爺はちょっと寂しい気がしますが、そんなことを思いつつAIには出来ない次の雑誌を企画中です。(写真は巻頭取材の塩澤政明さんのページ)

Oyazineを置いてもらえるお店が増えました。
お近くの方はお店に行ってもらってください。

今号から新たに名古屋で置いてもらっている3店です。
●コーヒーと本とレコードの店リトルトリー
https://maps.app.goo.gl/yGupy4wt2huCvEM99?g_st=ig
●アウトレコード
https://maps.app.goo.gl/pBh4h5FRP1f5GVqP6?g_st=ig
●チリラフ
https://maps.app.goo.gl/Nckc1vCsH4YasNUB7?g_st=ig

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●ライブレストラン楽屋(中目黒)
https://www.rakuya.asia/
●ライブレストラン増茂米店(栃木市)
https://www.mashimo-kometen.com/
●J-COOK(神宮前)
https://dancyu.jp/series/jcook/ 
●カフェ・パーラーNo3(上石神井)
https://couro.co.jp/brand/tcl/parlour-no3/
●Bar・Lian(赤坂)
https://bar-navi.suntory.co.jp/shop/0X00070136/
●泪橋ホール(台東区日本堤)
https://www.namidabashi.tokyo/
●ギャラリーカフェ・ペルル(葛飾区堀切)
https://cafeperle.studio.site/
●Cafe & Bar SWAMP (高円寺)※3/22以降
https://www.facebook.com/cafebarswamp/?locale=ja_JP
●ルーカフェ&バー(お茶の水)
https://www.facebook.com/roocafebar/?locale=ja_JP
●植屋(井荻)
https://www.facebook.com/kathuhiko.ue?locale=ja_JP
●辻谷商店&食堂(北海道川上郡弟子屈町)
https://tsujiya.com/
●豊園茶舗(千葉県柏市)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/jikabaisen/
●Cafe Poco(江東区亀戸)
http://www.kameido5.com/store/cafepoco/
●ONLY FREE PAPER(中目黒)
フリーペーパーとギャラリー | Space Utility TOKYO
中目黒の山手通り沿いの築100年の長屋
Space Utility TOKYO(通称SUT)
www.space-utility.com

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