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母親の介護は新しいフェーズに入った 食事編

こんにちは。
介護のつぶやきです。


最近食事の量が『ガクっ』と落ちたような気がします。
量も入らないし、栄養分の吸収能力もだんだん衰えてくるのが老衰です。

今日お祭りで8個入りの助六寿司を頂きましたが、母親は「4個でええ」と半分しか食べません。いつものおかずもなるべく少なめにはしているのですが、それでも残すことが多くなってきました。そうなるとワタシの胃袋に収まることになるので最近はワタシの体重が心配です。

そんな中、ワタシのお客様で訪問介護の会社があります。そこの所長とお話ししたところこんな注意事項を頂きました。

「ミニトマトはどうやってお母さんに出しているの?」
「皮をいやがるので湯むきして朝の温野菜につけています」
「それダメ」
え??なにがダメなのかよく分かりません。

「ミニトマトはね、のどに詰まらせることがあるのよ。だから私たちが訪問先でミニトマトを出すときは半分に切って小さくしてだすの」

えーーーー。梨やリンゴはそれこそ細かく切って出していましたが湯むきしたミニトマトは柔らかいから問題ないと思っていました。それは盲点でしたね。

「歳を取ってくると食べる量が減って、そうするとのども狭くなってだんだんと大きなものが通らなくなる。なのでミニトマトですらひっかかることもあるのよ」

まさにいま、その状況です。以前は食事の量が少ないと「ワシ、こんだけしか食べさせてもらえんのか!」と怒った母親ですが最近はそんな言葉は出て来なくなりました。

ただ、量が少ないのは良いのですが、種類が少ないのは不満な様子です。以前天ぷらをしたときに野菜5種類は三人共通、これ以上は母親は食べられないと思い、ささみのフライはワタシとむすめの皿にだけ盛りつけました。すると

「お前らだけフライ食べるんだ!ワシはナシなんだ!ええなぁ!ワシはいつもそんなふうにいじめられとるんだ!」

食べられなくても同じように扱ってもらわないと不満が爆発する母親でした。これからは大きさと量だけでなく数も気をつけるようにせねば。

そんなことも多少気にかけて、そしてお気楽に介護して下さいね。
では。

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