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カゴの中のパンツは1個

こんにちは。
介護のつぶやきです。

母親の紙パンツは朝と晩に必ず換えてもらうようにしています。それはリズムを作って必ず換えるモノという意識を持ってもらいたいという想いからです。認知の場合は覚えていないから習慣に出来ないとよく言われますが、リズムになれば「換えなきゃ行けないモノ」という意識が少しは芽生えるのではないか、と思ってのことです。が、なかなかコチラの思うとおりには行きません。

我が家のチェック方法はカンタンです。トイレにしつらえてあるパンツ用のカゴの中、パンツは必ず1個にしておきます。無くなったらいちいち入れなきゃイケない手間が増えるのでは?と思われるかもしれませんが、介護しているコチラもけっこう記憶がアイマイな時があります。そこで、モノがあるかないかで判断できれば母親が今はいているパンツはキレイかそれとも結構オシッコが溜まっているかが分かります。

パンツがあると部屋は・・・

夕方には娘が「ばーちゃん、晩ご飯だからパンツ替えてきて」とよく分からない理由をつけて母親に告げます。その時に「ワシ替えてきたばっかりだて」と言って渋りますが、トイレのカゴにパンツが残っていたら「パンツがあるから換えとらんで」証拠を突きつけられます。そうすると仕方なくしぶしぶながら替えに行きます。

パンツがないと替えてますね

最近は尿モレとそのニオイがカナリ強くなって来たのでトイレに行ってパンツを替えている間に消臭の救世水を部屋中に蒔き散らかします。それでもニオイが消えない時は玄関から窓から全部開けて外にニオイを逃がします。地球環境に悪影響を与えていたらゴメンナサイ。でも、晩ご飯食べる時に尿臭が充満している部屋ではオイシイゴハンが戴けないのです。我が家の唯一の楽しみである食事時間のために地球さま、チョットだけ目をつぶって下さい。

というのは言い過ぎかもしれませんが、介護が続くとだんだん義務感が増して行きます。そうするとツライ想いばかりがつのるので精神衛生上良くありません。介護する側も「食事はオイシイ、楽しい!」という意識の習慣づけをすると食事時は気分が上向く時間になります。

おかげさまで介護が始まり毎日料理を作ることになったワタシは、最初の頃に比べれば少しだけですが美味しいゴハンが作れるようにななったと思います。

なんにせよ、ゴハンくらいは気分良く食べたいですよね。

オイシイゴハンのためにもまずはパンツを替えてもらわねば。

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