月の中のうさぎ

グクのセンイルVLIVEや色々な方のnoteに感化され、数日遅れだけど本人に届かなくてよいラブレターを書く。

太陽の光で輝く月、休まないうさぎ。申し訳なくもあり、ありがたい

時々、月にいるように遠く感じてしまうほどスーパースターになったBTS。私が沼入りした頃には既にそんな名高いアーティストで、なのに深く認知してなかったことが少しだけ悔しい。


そうなればプライベートはほとんど無いであろう。口にする物、身につける物は即完売、髪型髪の色を変えたことで1つのニュースになるくらい羽目を外すことはできない程の影響力をもつ。
けどそれを逆手にとって、支援が必要なところへ行動できる優しさと頭のキレの良さは尊いに他ならない。




月は陽が沈んだあとも夜を明るく照らしてくれる、大きく見えたり小さく見えたり、雲に隠れて見えない時も存在してくれる事実だけで心が安らぐ。

欲深い誰かは、月の中には餅つきをするうさぎがいると言った。単なるクレーターを動物に見立て、そこには存在しないはずのうさぎを見つけては可愛らしいと眺めてしまう。

彼を体現するように刻まれた努力を、過去の映像から感じては美しいと眺めている私は、それと同じことのようにも思える。まだ一年も推していない私すらをも分かった気にさせる、高い技能と向上心をみせつけてくるのだから。近くで彼の努力を直接みたわけでもないのに。ただ、確信はないが自信はある。



グクの行動には1秒足りとも無駄にしないで生きよう、という意志を感じる。
タリョラep.149 家具の組み立てでは一人で出来ることをどんどん進めるし、部屋の模様替えにも外観だけでなく生活上 効率的に過ごせる機能性を重視した配置に並べ替えていた。
バラエティを忘れ、カメラに背を向けてしまうほど何事にもひたむきに取り組む。

歌の練習は、歌の練習のために時間を作るのではなく空き時間があれば歌うようにしたと、歌うために生活をこなすといった歌手としての責任感が強く伝わってくる。


彼らが公開する抜け目のないMVや今までの歌唱映像をみては、もう一度録り直したい、今はもっと上手く歌えるのにと、常に現状に満足しない音楽への貪欲さに頭が上がらない。
自分の身体に刻みたくなるほど"ARMY"をたくさん想ってくれて、ありがたさとともに自分がその中の一人であるという優越感に浸りたくなる。

Song for ARMY🎁

自分のセンイルVLIVEではARMYからもらった歌詞で歌を作るという、まさかの"本日の主役"からのプレゼント。発想が素敵、彼らにとって誕生日はgiveじゃなくtakeなんだ。


グク本人は「曲を作るのに時間がかかる」と言うけれど、VLIVEのあいだ1時間弱で約1千万人を前にした公開レコーディングを終えた。Verseがあっという間にできた。あぁ、彼らはこんな風にいつも曲を作ってくれているのかと嬉しくなった。
思わずマイクに歯を立てたくなるくらい音楽が好きなんだね。

15歳から防弾少年団になり、"ごく普通"にあるはずだった青春をささげて自分と向き合う時間すら少なかったであろう頃から一生音楽の道を進むと決断してくれて、憧れのレプモニヒョンをはじめとするヒョン達をみて技術を磨き努力を重ね、そうやって"何でも出来る"と言われるようになったんだね。Sound Cloudにアップされているミクテの数が、そう物語る。




人見知りだったからか、いつも周りの人をよく見ている気がする。初めてやることでも器用にこなせてしまうのは、真似る能力がピカイチなんじゃないかな。


まだ学生の時は目の前のパフォーマンスに必死で、それ以外はごはんのことしか考えてないんじゃない？と思うくらい、食事中のヒョンの横で口を大きくあけて待っていたよね。

公演後のホテルで深夜にカップラーメン6つたいらげたり、何でも目を丸くしてマシッソともぐもぐしている姿ばかり浮かぶよ。

日本語や英語の発音も、母国語を操るかのように歌い上げる。歌声も、世界中のたくさんの曲を聴いて研究を重ねて自分の声をみつけているね。


グクの歌声は、良い意味で無色透明だと感じる。まさに透き通った、何色とも溶け込むのに混ざらない、繊細だけど厚みのあるガラスのような。その声がぴったり合うのは、彼が作ったEuphoria。

ほどよい日差しが届く、広い芝生の青々しい匂いを舞いあげるような、何メートルも先まで吹き込む強く優しい風。
グクがコンサートでARMYの上を楽しそうに颯爽と翔ぶ姿が脳裏に焼き付くせいか、彼の声を風に例えたくなる。
その芝生には儚く控えめに、紫の花がずっと枯れずに咲き続ける気がする。

전정국に浸ったここ数日

言葉にしたら照れくさいような表現も、あなたのためなら書き残したいと思うよ。
同い年として生まれたことを誇りに思うし、あなたの努力がこの先もずっと活力になると思う。そんな同い年にも母性をくすぐらせる可愛い笑顔に何でも許したくなるヒョン達の気持ちが分かる気がする。「ヒョン達が悲しいことが悲しい」そんな言葉が言えるような、優しく、強く、まっすぐな人に育ってくれてありがとう。

遅くなってごめんね、25歳のお誕生日おめでとう💜🎂💐