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220307 だらしない

僕はだらしない。
外面は一時的に良く振る舞えるのだが、深く付き合うと皆、僕のだらしなさに辟易しだす。
しかもタチの悪いのが、外面の外側に隠れ蓑的なだらしなさをまとっていることだ。

『一見だらしないけど、ちゃんとしている人』に見える本当にだらしない人なんだ。

これは非常に勝手が悪い。


周囲を見ていると本当にみんな尊敬できる。

僕は大学のラボに所属しているのだが、ランダムに名前をあげても尊敬できる。
試しに名簿を見ながら、尊敬してみようと思う。

①B4のO 普段から自分のセンスに合った、服装をしている。仲間内でも人当たりがよく、尖りとマイルドさを併せ持っている。卒論発表なんかを聞いていると、語彙力なのか、言語能力なのかがかなり高い。この子は多分めちゃくちゃ面白い。ラボで一番だらしなさから遠い存在だと思う。

②M1のI これは本当にだらしなくない。将来のことをきちんと考え、努力を続けることができる。先生方や先輩後輩、皆んなとフランクに付き合える。人脈も広い。そもそもコンサルやらベンチャーで勝負しようという発想がちゃんとしている、いやちゃんとできる人の考えだ。ラボで一番だらしなさから遠い存在だと思う。

③M2のM 一日中かかる実験でも集中し続ける精神的、身体的な体力がある。自炊もできている。人から借りたものもきちんと覚えているし、すごく義理堅い。なんといっても信頼できる。割と僕に近い感覚だとは思うが、僕より全然だらしなくない。

まぁこんな風にみんなだらしなくないのだ。
演出もあると思う。
僕は失敗すると周囲にすぐに話してしまう。
これはある種の自己防衛なのだが、なかなか得策ではない。
一時的な精神衛生の安定には良いのだが、周囲からの信頼を徐々に巣食ってしまう。
もともと打たれ弱い人間なので、派生してこういう行動に収束したんだろうな。

なので僕は、だらしなくない一面を育てようとしている。
このnoteもそうだ。
周囲の人にはあまり話していないが、だらしなくない人間になるために少しづつ努力をしようと思う。
口障りの良いことばかり言っても仕方がないのだが、おそらくそうして積み上げるしかないのだ。
服もちゃんとしたのを買おうな。
多分だらしなさから抜け出すには、他人を巻き込むしかない。
少しづつちゃんとしような。

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