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村正双騎感想1回目

2023年12月2日マチネ
【感想のルール】
鑑賞したその日のうちまでとする。

友人M氏との村正双騎12列(通路側)

結論から言うと私は死ぬ。
【1部】
万華鏡は一見一つの絵柄だが、鏡が合わさり、バラバラの、例えばガラス片が模様を描き一つの形を作り出す。
それを村正に当てはめているのでは無いか。白黒で歪だった万華鏡が赤桃色になりハッキリと形になるのも村正が万華鏡のテリトリーに入ってからだった。
しかし蜻蛉切(&観客)にはエッチで可愛い魅力的な村正パーツしか目に映らない。
唇プルンプルンで、男士の手だが美しい手。どれもこれも素晴らしいのに刀の村正はぼんやりとしている。
なんかのヤバい術か?と思ってしまった。
そして村正”たち”が奪ってきたであろ命の輝き(某赤と青の方では無い)が、お前のせいだと言わんばかりに群がり集まっては消えていく。
同じ空間にいてもすれ違うばかりの蜻蛉切と村正。
私の心は「出会えー! 出会えー!」と檻越しに叫ぶ男性のようである。
ところで心臓を苗床に、真っ赤に咲いた村正ちゃんはどこで栽培できますかね。
生の人間は法に触れそうなので苗床ごと持ち帰って人工心臓で栽培ですかね。
ヒヤシンスみたいで可愛いね村正ちゃんブリーダーの蜻蛉切と一緒に丁寧に育てていくからね。仲間が増えれば寂しくないし怖くないし一緒くたに一振の村正ちゃんが背負うことも無くなるよ。

そんなことを考えていたら満月の舞台。
別の友人から
「三日月がシーンに出ているときは三日月宗近が干渉しているシーン」
という考察を参考に解釈する。
曇った形だけの三日月は干渉もできない、できて見守ることしかできないのでは無いかと。満月は人を狂わせる。
ひとり蜻蛉切は満月の舞台に上がり、時間遡行群を斬り倒していく。
珍しく足を使い頭突きを使い荒々しく、雄々しく暴れる。現れた村正に、肩で息をし会話する蜻蛉切。エッチですね。眼福です。いずれ目薬になる。

そして怖すぎて泣くかと思ったシーン。
ゲゲゲの映画を見ていたから、動くジャパニーズホラーの耐性は付いていた。
しかし狂気と惨殺と演出で手に持っていた蜻蛉切タオルを強く握りしめた。
幼児が怖さのあまり縋るのと同じである。怖すぎ可愛いね。
人格が他の”村正”と溶け合い混ざり合い、たくさんが折り重なって一振の村正になって戦う様は想像以上に怖かった。
自身の体が斬られて刺されようと、むしろその柄を掴んで斬りかかり得物で串刺しにする。
刀に時間遡行群を突き刺したまま引きずり回す。
笑い声の形は変わらず、されど複数のヒビ割れんばかりの声が舞台に、会場に轟く。
蜻蛉切と同じく、見ていることしかできない観客。
頭の中はStarDust。
おそろいね わたしたち これでおそろいね ああ しあわせ
あなたの しろい いしょうも いまは 鮮やかな 深紅

蜻蛉切も理性的に見えて、実のところ村正と同じ村正派なんだと改めて思った。これは同じふたりの、同じでは無い生き方の話だったのだと感じた。
ところで別々の道で本丸に帰るようですが、村正はスタスタ行くのに、蜻蛉切は村正が見えなくなるまで見返り美人のまま見送ってるの、可愛すぎた。
最後まで心配性というか、放っておけない感じがファミリーなんだと感じた。

懺悔します。
すっごいシリアスシーンとはいえ、近くを通った蜻蛉切の大胸筋とさらしの腹の間に夢を見て、大胸筋デッカァ・・・に全てを持って行かれました。
私の煩悩はビスケット。叩いて粉々になっても一つ一つに煩悩が宿り、結果的には増えているのです。叩いて消した瞬間から生まれる元気な煩悩。可愛いね。

【休憩】
初めての2部構成鑑賞だったが、クールダウンの時間が足りない。
もっと休ませてくれ。飲み込むのに時間が掛かる。

【2部】
冒頭の今までの振り返り総集編切り抜きMVは、私の走馬灯に入れてくれませんかいくらならDLできますかね。
ちなみに工場長は始終「ひぃ・・・」「ほぁ・・・」としか発言できなかった。生の人間の生命力とパフォーマンスの力強さが凄かった。
カチ込み初手曲は今までのアレンジメドレー。かっこ良すぎて息が止まる。

例のサンバ。
靴下とチラ見え防止パンツの間の御御足が最高に良くて全身に釘付けでした。
素晴らしくお衣装に負けない煌びやかな笑顔で歌い踊ってくださり、誠にアリガトウゴザイマス。立案者は鶴丸で許可出したのはミュ本丸審神者か? 外堀を埋めてから組み込んだでしょう絶対。ミュ本丸の蜻蛉切は真面目が3周ほど回って面白くなっているようでとても好きです。
ところであの「村正」「双騎」「出陣」の団扇はどうしたんですか。審神者の心境バク漏れですねありがとうございます。発表されたときの心象風景が具現化したので、いつの間に固有結界取得したかなと自身を疑いました。

2部の衣装はどれも煌びやか、かっこいい、スタイリッシュと素敵ですね。

ところで肌面積の多い村正の衣装に目が行きがちですが、蜻蛉切!!!!!!
前も後ろもがっっっっつりぱっくり開いててソレをレースで覆っている衣装は!!!!!!!
大変けしからんと思います!!!!!!!!!!!
ベルベットの袖も最高にかっこよくリラックス効果半端なさそうですがそのけしからんレースはどういうことですかアリガトウゴザイマス。

スーツのような曲中に村正と蜻蛉切が降りてきて「あ~列一本向こうだったか~」と思ってたら、なんと一番遠かった蜻蛉切がドンドン近づいてくる。
「は? なんで?」と戸惑うばかりだが蜻蛉切は歌いながら近づいてくる。観客も歌うらしい。「自分が音頭を取ります」と言っているが待ってくれ、私は自身の心臓の音頭も取れていない。とりあえずと舞台の歌詞をチラ見して口ずさむ。
蜻蛉切が近づいてくる。あと2列。ジャケットを脱いで肩にかけていると視認したときに、私はおかしいと思った。
蜻蛉切、観客の背もたれに手をかけてポーズ取ってる・・・?
理解するよりも速く、目は蜻蛉切を目に焼き付けようと必死だった。
杏を密でとろかしたような眼。
彫刻のように整った顔でありながらその肌を濡らし滑る汗。
ぶ厚い体に見上げる体躯。
その体に見合った筋で張る衣装。
たぶん私の背もたれに手をかけられてたら、羨ましいけど即死だし泣いてた。
M氏が私を叩いて気をしっかり持つようにしていてくれたらしいが、記憶が「ワァ・・・蜻蛉切が”居る”・・・偉い美人で大きくて顔が良くてかっこ良くて顔が良いなぁ」しかない。
とにかく顔が良くて手足が生まれたての子鹿の方がマシくらいには震えてる。
軽快な足音で重量級な歩みの蜻蛉切は某ウルトラなショーの人たちよりも近くを通っていった。
観客に投げ接吻してたのも見た。真正面だったらこの後の記憶が無い。
村正もピョンピョンたんたんと横を通り、手を振っていた気がする。
可愛いかったのは覚えてるがいかんせん蜻蛉切が強すぎた。
あのような可愛い、かっこいい、顔が良い、滴る汗もセクシーの武器にする彼をなぜ生み出したのですか主よ・・・

【帰り】
M氏の手を借りて、震える手足で帰りました。
何を発言していたか自分でも朧気ですが、マスカット氏曰く「発言の順序がおかしく、たいへん混乱しているようで実におもしろかったです」とのことでした。


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