短歌のような俳句のような散文詩のような

自分と同じ年の人に、13年前の話なんですけど、って切り出すのはなんだかロマンチックだね。私も君も中学3年生。

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このビルから外を見るといつも雨が降っているような空の色だ

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空にいる時間が長くて、早くお家に帰りたい。

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外の見えない世界にいると、外がどんなに素晴らしい世界かと想像してしまう

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雨の音のする美術館と霧の中の家
人が通った雪は夕方にきらきらひかる

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一晩中カラオケして手出さなかったんだろ、というセリフの裏に見える嘲笑と畏れ

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大人になるくらいならプロの子供になりたかった。
千尋はどんな大人になっただろう。大人になっただろうか。

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首のリボンとったら可愛くなった
可愛いと思ってつけてるものって、祈りと似ている

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あの子、日記を覗き込んできて
すごくいやだったな。
今もそうやって過ごしているのかな。

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白の世界、これはなんのことだろう
何もない世界への憧れが夢を見させている?

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必要なものと大好きなものと大切なものだけを持っていよう。
思い出に付箋を貼るのもやめた。

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怒ると笑うことと、笑うってことは同じレベルにいないってこと。
そうやって自分をなだめすかしながら、いつも笑っていたい。

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嵐のように、パンを食べる
女の子と男の子
ローカル線のホームで
電車がくるのを待ちながら

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きみには人を笑顔にする何かがある

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わたしはただ自由に生きたいだけなのに

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