君と仲間に、約束~アイマス9th東京雑感
言うなれば、最初は出来心だったのかもしれない。
偶然フォロワーの方が、THE IDOLM@STER 9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECE!!のチケットを譲ってくれるとのことで、軽い気持ちで東京公演2日分を買い取らせていただいたことから、名古屋、東京の両日参加が可能になった。
ちなみに、この文章を書いている2014年10月6日現在、絶賛実家からの独立の為に準備中らしいと言う事を、とりあえず書いておく。
アイマスライブに関する観想やレポートは、私以上に優れた文章力と表現力を持つ人がたくさん書かれている。にもかかわらずこれを書いているのは、自分の気持ちに整理をつけておきたかったからに過ぎない。
後でこれを見て、こんな事を思っていたのか、と備忘録代わりに使おうととしているのかもしれない
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今回のライブは、古い曲から初披露の新曲まで幅広いものが見られた。
特に「私はアイドル」は来るものがあった。正直言うとタイトルだけで駄目だったのは、SS書きとしてそういうタイトルで書いてきた反動と言うかそういうものだったのかもしれない。
それ以上に、懐かしい曲が来たと言うものもあるわけだが。
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「天海春香役の、中村繪里子です!」
ライブだけでなく、ニコニコや、そのほかのメディアの自己紹介でもおなじみの、ごくありふれた自己紹介の一言。
そのはずなのに、である。
9thライブ名古屋以降、私はこの一言を聞くだけで、アイドルマスターというコンテンツの重さが伝わってくる気がしている。
勿論、他の方々の自己紹介でも同じように感じるのではあるが。
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他の声優さんやアニメのライブには行ったことがないので、唯一現場で見ているライブがアイマスライブなのではあるが、演者の方がキャラクターと一心同体であると同時に、隣に立っている、あるいは背中越しに見えている気がしている。
今回のライブで言えば、特にFirst Stepと、約束でそれが顕著だった。
あそこには、確かに雪歩が、千早が居た。
そして、約束では千早だけではなく、皆が居た。会場に居ないメンバーも含めて、だ。何よりも、あの階段の上には中村繪里子だけではない、天海春香も居た。
それを自分の中で勝手に感じて、勝手に号泣して、世話の無い奴である。
何はともあれそんな感じで、約束から最後の挨拶まで泣き通しで、ようやく落ち着いたのはアンコールの後だった。
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実を言うと、東京公演二日目は、劇場版アイドルマスター~輝きの向こう側へ~を見てから会場に行っている。
ステージ上で天海春香を認めるくらいには幻覚が見え始めている私は、春香が画面に出るたびにライブ会場のステージに立つ中村繪里子その人の姿が見えていた気がする。
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このコンテンツに触れて、今年の冬で丸5年となる。
特に去年からの1年はSSを書きつつアイマスを見てきたお陰か、一本書くごとにアイマスの魅力に気がつかされ、劇場版を見て更に気がつくことも多々あった。今年も残すところ3ヵ月を切ったが、最後までアイマス漬けで終わりそうな気もするが、何とも幸せなものである。
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まだまだ新しい展開が見えているにせよ、過去から現在に至るまでの全ての出来事が繋がって、今のアイドルマスターがある、そしてこれからも。
全てを追い続ける事は、自分には出来ないかもしれないけれど、これからも出来る限り応援、いや、プロデュースを続けていくことを胸に刻んだのが、今回のライブで強く感じたものだったかもしれない。
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来年はいよいよ10周年。アイドルマスターというコンテンツの大きな節目になるであろう来年は、またどんなことが待ち構えているのだろうかと不安半分、期待半分。まだまだ道は果てないけれど、今後も自分なりに歩いていきたいと思う。プロデューサーとしては未熟者ではありますが、頑張って行きます。君と仲間に、約束。なんてね。
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そういえば、原由実さんの描かれた絵。
ネタにされがちであるがサイリウムの光景を良くあらわしたものだと思うのだが、私だけだろうか。
何だか書きたいことを書いたような書き足りないような、多分足りていないのだろうけれど、結局は「アイマスっていいなぁ」とこの一言に辿り着いてしまうのかもしれない。良いコンテンツに出会えて幸せである。
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