ガルパン最終章第4話鑑賞後感想殴り書き

拝啓、ガールズ&パンツァー製作スタッフ、キャストおよび関係者の皆様方、今回も素晴らしい作品を我々ファンに届けてくださり本当にありがとうございます。期待通り、いや期待以上の作品に今回もワクワクが止まりませんでした。


以下ネタバレ含む感想文。

で、今回冒頭でまず訴えたいことがありまして……



いええええええええええええええええええええええええええい!!


ダー様、聖グロリアーナ女学院決勝戦進出おめでとうございます!!!!!!

神よダー様とグロリアーナ女学院を守りたまえ!!!!!!

ゴッセーブザダーサマ!!!!!!!!!!

(BGM:God Save the Queen)


取り乱しました。いや、ホントに劇場でガッツポーズしちゃったの。あとGod Save the kingですね、今は。大好きな国歌です。


 これよこれ! アニメ練習試合、エキシビションと大洗、西住みほに土を付けてきた聖グロが最終章、公式戦、冬期無限軌道杯決勝でぶつかる。最初の敵が最後の敵。熱い展開じゃないですか。

 おまけに島田愛里寿&センチュリオン連れてくるとか、いやホント最終章なので全部詰め込むんですね決勝戦。

 愛里寿にとってはみほへのリベンジマッチでもあり、ダー様にとっては卒業前おそらく最後のみほに立ち塞がる強敵として、みほにとっては黒星続き相性最悪のダー様、そして姉がいない状態での愛里寿との戦い。

 5話がいつになるのか、多分また2年くらい待つんでしょうがええ待ちますとも、2年でも3年でも待ちますとも。

 いやしかしバランス調整とはいえダー様に島田愛里寿追加は中々…

※10/15追記。途中で劇場版でも愛里寿ちゃんの見せたあのハンドサインをしてるカットが入ってたんですよね。あの時点で聖グロにセンチュリオンがいるというのに気づけたはずなのに、いやあ参った。劇場版見直してから行けば一発でわかったのにな。ちょっと悔しいですね。

 でもってローズヒップはクセが強いものの状況判断が早いし、ルクリリも成長が見えますね。もう立駐で撃破されることもないでしょう。多分。きっと。


 このまま聖グロの話をし続けると長くなるので、あとでまた。時は戻って大洗VS継続。

 そうだ、あんこうこれだけ早いタイミングで撃破されるのは初めて。大洗にとっても初めてだし作中世界でも視聴者もそう。マジでびっくりした。どうするんだろうと2年間考えてたんですが、そこはやっぱり会長(前会長?)の機転。申し送り済みとな?

 あれほんとかなあと個人的には思ってて、会長のはったりなんじゃないかと。狼狽える皆を落ち着かせて、意見を集約してすぐさま対処に移ってる当たりは流石会長。経験が生きてる。

 ところでガルパンは戦車をキャラクターとしても動かすのがとても上手だと思うんですが、ヘッツァーの車長用メガネがずっと忙しなく動いてて桃ちゃんの慌て振りが見て取れたり。

 継続もキャラが濃いですね。リーゼントのユリはアコーディオンと。

 で、パンフを家に戻ってから読んだら「回りくどいことをせずに口で伝えればいいのに」ってそう思ってるのか……やっぱり回りくどいと思われてるのかミカ……ってなった。ただ要所の支持は的確だし、侮りがたし継続高校。

 KV-1の硬さ、WoTプレイヤーはイヤというほど味わうTear5帯のアレだと思う。チャーチル-Ⅶもそうだけど、マジで抜けないんだよねあれ。元祖怪物とは伊達ではない。

 ていうかKVー1、カチューシャが調子乗って賭けの対象にした挙げ句に取られたのか……w 真相が明らかになったね。

 まさかダムの放水口を抜いていくとは、しかも大脱出がヒント。しかし最終章のMarkーⅣは土台になったりスロープになったり架橋資材代わりになったり、重機代わりになったりと初回登場時には思いもよらない使い方をしてくるのが面白い。

 会長の「何かあったら頼むね」は、なんか泣けちゃうよね。劇場版のノンナとクラーラ撃破のとこ思い出しちゃう。いや人が死なないアニメだから大丈夫なんだけど。

 ファンの間では半ば当然のように思われていたけれど、やっぱ梓ちゃんが次期隊長。試合後のことだけどみほも自信を持って引き継げそうだと考えてるようで、いややっぱそうだよね。

 隊長車といえども囮に最適と敢えて身をさらす思い切りの良さはみほ直伝感がある。んでもってやっぱりレオポンのPティーガーの頑丈さは大洗の救世主だよねえ。あと放水口で響くPティーガー駆動音たまらん。

 そど子に対する、ごも代とパゾ美の「そど子にできるのは憲兵くらいでしょ」「秘密警察」という評価はこれまた手厳しい。ただその後のヨウコのⅢ突の追撃では小隊の指揮をきちんと取れてるので、単なる仕切りたがりではないのも確か。

 大洗はチーム間生徒間の連携力と応用力が高いから、急造で別働隊作っても動けるのスゴいよね。

 Ⅲ突撃破は同じⅢ突で。マカロニ作戦ドライ!十八番芸ですね。その後それはない、で撃破されるまでがお約束。

 雪の斜面を滑走していく戦車戦なんて古今東西ガルパンくらいでしか見られないでしょう。パンフ読んだら実際にはエベレストくらいになっちゃうとか書かれてて、そこらへんの嘘の付き方の塩梅がガルパンは絶妙。こまけぇこたぁいいんだよ、と微に入り細を穿つ表現が同居しててすごい。

 さすが自動車部は適応が早い。他のチームも砲撃の反動で姿勢制御したり、継続高校が雪に対する慣れで戦うのと同様、大洗はその場の適応力でカバー。この辺りは戦車戦とは思えないスピード感で、円盤出たときにゆっくり一時停止しながら見たい。

 それにしてもまさかBTー42にソリまで付けてくるとは。ほんとビックリドッキリメカなんだよな。ボロボロになっても、ひっくり返ってもまだ動く。怖い。

 最後は互いにボロボロになりながらも、アリクイさんの雪だるま作戦でゲームセット。雪だるまにいると思わせて、そっちじゃないという、意趣返しのような方法で痛快。最後はパワーと知恵の両方で切り抜けたアリクイさんに拍手。

 ※10/07追記
 冒頭映像のラストのミカのセリフ「得意の絶頂は油断の崖っぷちっていうからね」が完全にフラグだったんですね。


 で、黒森峰VS聖グロリアーナ戦。

 序盤から黒森峰は押され気味。しかしエリカが吹っ切れてからは黒森峰もなんだかコミカル。より柔軟に動けるようになってるけど、ノンアルコールビール?とか色々飲んで悪態付いたり、そっちが素だったのかな、皆。

 エリカの指示にも疑問を呈したりそれにキチンと理由を説明するエリカ。エリカの戦車道スタイルが見えてきていい。

 ローズヒップ指揮科のクランベリー、ピーチ、バニラも初顔見せ。クセが強い! さすがローズヒップ隊。さっきも書いたけど特に戦車の中でも、クルセイダーのキャラクター性の強さは随一だと思う。おっととと……みたいに崖から落ちそうになったり、慌てて後進かけてズリズリと戻ったり。見てて面白い。クルセイダーが動いてるだけの特典映像とかほしい。

 クルセイダーの主砲でパンター撃破! フィクションかつ接近戦が多いガルパンだからこそできる戦いよね。

 ルクリリさんようやくいいところが見せられてよかったね……! マチルダ部隊はこうでなくっちゃね。

 砂嵐を好機とみて動き出すエリカ。気候も味方に付けて追い詰めるも、最後の最後に出てきたのが、あの島田流+センチュリオン。ここまで温存し続けていたのね……しかしエリカはホントに頑張った。一瞬の差だった。来年の全国大会ではきっと前隊長に負けない戦い振りが期待できそう。

 しかしエリカの「無様でもいいから」とダー様の「最後まで優雅に」は二人の戦車道スタイルの違いが見えていいですね。

 で、やっぱり聖グロ次期隊長はオレンジペコなのね。ローズヒップを従えるのは中々大変そうだけど、まあローズヒップはアレで状況判断は適切で早いので上手く御せれば心強いしね。

 長くなったけど、双方の牙が砕け散るくらい激しい戦いで、これは決勝戦の5話、6話も俄然期待が高まるもの。そのうちまた見に行けたら、追加で確認したいところが山ほどあるので、それはそのときに。




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