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新サクラ大戦1周目雑記~か、体が勝手に……

ネタバレ注意。せめて一周目(とさくらルートクリア)した方とネタバレを気にしない方のみ、下へお進みください。









じゃぱーん









個人的感想。

楽しかった。

実はちゃんとプレイしたことのあるサクラ大戦が、PS2の『熱き血潮に』だけ。後のシリーズはざっとあらすじとかは分かってるつもり。アニメシリーズもアマプラなどで見て、当然舞台のサクラ大戦もリアルタイムで見たことがない。

後から追いかけるばかりで、リアルタイムでサクラ大戦をしている。

ただそれだけでも、楽しい。

関係者の皆様には、本当に感謝しかありません。そして叶うことなら、今後も続編が出ることを切に祈ります。


ゲーム内容雑感

アドベンチャーパート、3Dで走り回れる大帝国劇場!

キャラも3D!も!揺れる!(一部キャラ)

帝劇のトップスタァ、神崎すみれも優雅に動く!

怒濤の新キャラ、大量のイベント。徐々に増える帝劇の来場客。場面ごとに代わる細かな会話内容。

会話パートでも旧来のイベント絵パターンと、3Dの強みを最大限に生かした立体的なパターン。

LIPSの「あ、これは選んじゃダメなヤツだ」な選択肢も健在。

そしてもちろん、体か勝手に…も健在。これがあってこそのサクラ大戦。

田中公平先生による新曲BGMの数々。

ストーリーも王道展開で、とても(僕としては)好きなヤツ。

こいこい大戦もミニゲームにあるまじき中毒性で気付けば本編プレイ時間よりも長くなりそう。

そしてサクラ大戦恒例、銀座大変帝都大迷惑翔鯨丸、そして空中戦艦ミカサ(相変わらずすぐに敵地に突っ込む)も登場。轟雷号がないのは予算の関係か、帝都地下鉄道状況の変化か……


気になった(引っかかった)点

サクラ大戦といえば降魔との戦いも一つの軸。

サクラ大戦初代の以前に行われた戦いでは真宮寺さくらの父、一馬。

今作新サクラ大戦でも作中の一〇年前の戦いで天宮さくらの母、天宮ひなたを始め、当時の花組メンバーはすみれを除いて、帝国華撃団、巴里華撃団、紐育華撃団が消滅している……とあります。

当時の巴里、紐育の人員構成が分かりませんが、帝撃だけは、初代メンバーですみれ以外のさくらさん(今作さくらと区別のためさん付け)、マリア、カンナ、アイリス、紅蘭、レニ、織姫……そして恐らく、伝説のモギリにして隊長、大神隊長も「二都作戦」で降魔を封じ込めるために、共に幻都に封印された……(間違ってるかもごめん)と、物語中盤以降で明かされます。

すみれが生き残ったのは、当時すでに魔力が尽きかけていたから……そして彼女がそれを悔やんでおり……みたいな感じ。

えっ、マジで?本編中にも言ってましたけど、大神隊長がそんな作戦立てて実行しちゃう?ホントに?あの人が?

すみれさんは立てるわけがない!と言ってましたので、相当な苦渋の決断だったのかもしれません。

でも……夜叉がさくらの髪の毛を使った傀儡だったので当初「仮面が外れたらさくらさんが……」みたいに思っていた僕は、まあ安直だったと言わざるを得ないのですが。

肝心のさくらさんは……あっ、このくらいなんですね、出番。

いや、まあ新世代サクラ大戦として、前作ヒロイン達にばかり頼るストーリーも考え物です。むしろよくここまで潔くやったという気もします。

帝都、巴里、紐育花組を知る旧作からのプレイヤーの方には、いろいろ辛い展開ではありますが……


とまあざっとこんなところです。

で、肝心のプレイ内容ですが、ネタバレになる部分もあるのでざっと書くにとどめます。攻略の有益な情報とか書けないし、自分不器用ですから。

ちなみに今回は1周目ということで天宮さくらルートでした。

天宮さくらについて

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ご存じ帝都花組の鬼嫁もとい正妻枠。

今作では主人公神山誠十郎とは幼馴染みな設定。

個人的にはお姉さんの方が好みですが、通しでやってみて……

ああ、サクラ大戦のヒロインだよなあ……と。いやみんなヒロインなのですが。神山隊長と時に隊員、時に幼馴染み、そして徐々に異性としての意識が芽生え……いいですなあ、青春ですなあ……

隊員としては「隊長、神山さん

幼馴染みとしては「誠兄さん

の呼び方を使い分けてるさくらですが、物語が進み、きちんと信頼度を高めていくと

誠十郎さん」となります。

今まで幼馴染みのお兄さんとしてしか見ていなかったはずの(そう見ようとしていた)神山を、として愛した……そういう現れなんですかね。よっ、神山。憎いね!このこの!

だだ甘なコミュは本当に見ててこっちが恥ずかしくなってくる。これ、これですよサクラ大戦の醍醐味は。

サクラ大戦とは、隊長と隊員の活躍を神視点でのぞき見るゲームである

というのは僕個人のイメージですが、見てて本当にこの二人、お似合いなんですよね(と毎回他のヒロインでも書くことになるのだろう)


ラスト、上海への異動を命じられたさくらですが、神山からの「俺の隣にいて欲しい!」という言葉に、海へドボン。神山も車ごと海へドボン。海中で手をつかみ、浮き上がったところで接吻……舞い散る花びら。周囲も微笑ましくそれを見守る……いやあ、若いっていいですなあ……娘を持つならあんな子がいいねえなどとおばあさんムーブをかましたくなります。

さくらの可愛いところはいっぱいあると思うので、皆さんも是非、選択肢を選ばず、台詞を送らず、彼女の一挙手一投足に注目してみましょう。

あと他のヒロインでも言うことになるけどコミュニケーションモードはすごいぞ顔真っ赤になるぞ見てるこっちも。

周回重ねたらπタッチもチャレンジしますが、ソンなことしなくたって十分ドキドキです。神山このこのぉ。

以下、メインヒロインはその周回で書くとして、花組の周りの方々をば。今回は以下の三人。

帝劇トップスタァ神崎すみれについて

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往事ほどの高飛車さは抜け、今作では新世代花組を見守る支配人、まあ米田司令ポジションなわけですが、自身もトップスタァであったからには、成長していく花組の面々を見て、なんとも面映ゆい、それでいて誇らしく、懐かしく、いろいろな心境だったことでしょう。

でもまあ……寂しいですね。すみれさんの「さくらさん達のことですから向こうでも戦っているのでは?」みたいな言葉も、先述の通り仲間達が皆幻都に封印されてしまったとなると、なんだかこう、MIAを「現在作戦行動中です」と言い換えるのにも似ていて、寂しい。それでもすみれさんは、さくらさん達が帰ってくるのを待っている。だからこそ、帝劇を、帝国華撃団を守っている……アネモネの花言葉は……クリアした方ならご存じですわよね?

また、天宮さくらを「天宮さん」と呼ぶのは、やっぱりすみれさんにとって「さくらさん」は真宮寺さくらのことであって、同じように呼ぶことはできないんでしょうか。いずれさくらさん、と優しく呼んであげて欲しい気もします。

それにしても、神崎重工は初代や2の時点ではかなりの規模だったように思いますが、今作では帝劇の予算確保にも四苦八苦。あまり業績がよくないんですかね?あの頃の神崎重工ならポンと金を出してくれそうなイメージでした。

霊子戦闘機はWOLFの開発で、神崎重工も噛んでいたのかもしれませんが、神崎重工製として登場する霊子戦闘機が「無限」と「桜武」だけなので、ひょっとしたらその辺りでちょっと落ち目なのか…

ちなみに、最終話で神山のことをすみれさんは「私が知る限り、二番目にいい男」と言ったんですよね。やはり一番は……オホホっ。

それと、最終話コミュの「奇跡の鐘」の歌い方がとてもすみれさんらしい…神山もそりや見とれるわと。

村雨白秋というオムライス魔神について

いや、ごめんなさい。当初さくらの部屋はどこかとか言ったので、この人が裏切りものなんじゃないかとか思ってました。

まあそれはともかく、今作では話の根幹にはあまり関わらなかったですが、端々でこの人なんです。僕好みな変なお姉さん(?)

オムライスへの愛情。

神山さんも食べ終わるまで見てしまうほどなので、よほど華麗にそして素早く食べてるんでしょうね。

それはともかく、さくらの成長だけでなく、神山の成長も微笑ましく見守るいい大人ポジションでしたね。もう少し本編に絡んで欲しかったかも……

唯一無二の親友?司馬令士

出ました加山枠(ぉ)もちろん彼との最終話コミュニケーションもあります。

男同士の友情。素晴らしい。

最終話コミュにて明かされる彼に霊力が無く、それを「とある男」の言葉で、機械方面に進んだこと。いや、いい友人を持ってますね、彼。

後半、自身も銃撃を受け、大怪我の中無限の整備を行い、年端もいかぬ女の子を戦場に送り出すしかない胸の内を明かした彼。思わず泣けちゃう。

有能な彼あっての帝劇。舞台装置だって直せちゃうし、何なら全長数キロの戦艦ミカサもお手の物。いつ覚えたのそれ。

後方支援員としての胸中が聞けたのが、とても嬉しかったし、胸を締め付けられる思いでした。何せプレイヤーも、知っていながら女の子を戦場に駆り立ててますしね……


とまあ、1週目終わってすぐに書き殴っただけなので、お見苦しい点もありますが、今後も出来れば自分の為に書き残していきます。

お暇な方は、ご覧ください……


あっ、書き忘れてた。今作でも合体攻撃は健在。

すごい威力なので、ちゃんと戦闘中に見ましょうね。

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