南極観測船ふじを見てきました(艦外編)
先日名古屋港に潜水艦救難母艦ちよだが入港していましたが、その横にはかつての南極観測船「ふじ」が展示されています。
実際に載れるとなればこれは行くしかない、という事でちよだ見学後に乗った次第。
まずは前方より。横幅が広いのはこの方が砕氷時に都合が良いからだそうです。全長は100mしかないのに、全幅が22m、基準排水量5250t。かなりずんぐりした艦影です。
艦首アップ。変わった形ですね。実際よりも喫水は上がってるんじゃないかと思われますが。
横から。
艦種が妙に浮いてるように見えるのは、この部分が氷に乗っかって圧砕する為。砕氷船独特の構造。観光部は格納庫とヘリ甲板。この部分はDDHなどもそっくりですね。搭載機はシコルスキー S-61が3機だったそうです。
格納庫やクレーン、レドームなどが見えます。ヘリ甲板は全長の4割くらいなのでかなりの広さ。幅も広いので安定してヘリ発着が出来たのではないかと思われます。
ヘリ甲板を右舷後方より。
艦橋部アップ。この構造は同年代に海上自衛隊で運用されていた初代むらさめ型などにも似ているような気がします。
スクリューです。ふじの脇に展示されています。直径が5m近い巨大なものです。
かつて運用されていた雪上車。後ろからは中に入れます。10人程度は乗れる?
言わずと知れたタロ・ジロの銅像もありました。
という訳で、外側からはこんな感じ。
内部はまた気が向いたら纏めます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?