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今年はいつまでも暑いなぁ。
なんて思っていたら急に涼しくなって、
心と身体がびっくりしている
おやこくらぶ駄菓子屋さん店主のけいこばぁばです。

これくらいの季節になると、
必ず思い出す「想い出おやつ」が私にはあります。

それは「焼きりんご」
幼い頃、この季節になると必ず口にしていたおやつ。
今とはりんごの銘柄も違っていて、
今の銘柄のように柔らかく甘味の強いものではなく、
歯ごたえも酸味もあったりんごたち。
銘柄でいえば「国光」「紅玉」といったところかな?

酸味が強いりんごも焼くことで甘味が強調され、
強い歯ごたえから、しんなりヤワヤワになる。
子どもに出す「おうちおやつ」だから、
見た目は雑だったなぁ(笑)

そんな想い出から、今でもこの季節になると
ついつい「紅玉」を探して作ってしまいます。
ただ、あの頃そのままではなく、
若干のアレンジはしてみたりですが。

皮は剥かずに1~2㎝の厚さに輪切りにして、
ナイフの刃先で芯を外して、
フライパンでバターを溶かしてから、
両面をしっかり焼く。
ただ、これだけ。

焼き上がりにレモンを絞ったり、
シナモンシュガーを振ってみるなんていう
アレンジもアリですね。

芯抜きの道具があれば、より簡単!
輪切りではなくても
切りなれた切り方で大丈夫。
でも皮はぜひ剥かずにそのままで。

私は「紅玉」にこだわってしまいますが、
どの銘柄のりんごでも美味しく出来上がります。
シンプルに作れるおやつですので、
お子さまと一緒にワイワイ作るのも楽しいですよ。

美味しいおやつは
いくらでも売っているけれど、
その季節ならではの
「おうちおやつ」はお腹とお口を満たすだけでなく、
心の栄養にもきっとなる!
私はそう信じています。

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