見出し画像

蝓蜊の里ビートルズ「ゆりお君、ゆりこちゃん」現在俺の家でお昼寝中 《後編》

前編からの続きです。

◎子供たちに自然観察昆虫ブーム到来

子供たちだけでなく大人たちも目を輝かせる「昆虫ブーム」

卵から成虫までの経過を観察する生き物成長観察学習が注目を集めているようです。どこからか聞きつけた若い親子たちがカブトムシを分けてほしい、と村を訪ねてくるようになりました。ホームセンターで売っているものは高くすぐ死んでしまうのもいる。

林や電柱にネットを張りカブトムシやクワガタを採集しようとするのですが一匹も採れん、と孫と共にこられるジィーさんも。

よく見ていると山積みしたままほっておくと成虫になると飛び立ち鳥に食われてしまうようです。それなら竹チップを集めて囲いをしてしまえば成虫になっても逃げられることがないのでは、とカブトムシハウスを建てるようにしたのです。

◎竹チップを入れた寝床「俺の家」が誕生

画像1

山道沿いの蝓蜊の里駐車ゾーンにカブトムシハウス俺の家2棟設置しました。(上の写真は俺の家一号ハウスです)

昨年秋ごろ、竹林から運んだ竹チップを放り込み様子を見ていたら、産み付けられたカブトムシの卵がたくさんいました。春過ぎにはずんぐりもっくりとした幼虫となり、現在お昼寝中です。

画像2

昨年は室内にしっかりネットを張らなかったこともあり成虫たちは外へ逃げ出し全部いなくなりました。

三代目ハウス俺の家(地元新聞に三代目俺の家完成記事掲載されました!)には逃げられないようしっかり金網を貼り付けました。これで大丈夫でしょう。室内に一部成長観察ができるようペットボトルに入れた容器も設置しました。時たま親子連れが車を止めて観察しています。

7月中旬より孵化が始まり成虫になったカブトムシさんが飛び回ってくれるでしょう。

◎7月中旬から子供たちに頒布予定

画像3

以前はカブトムシだけでなく田んぼビオトープ、メダカ,イモリ、ゲンゴロウ、ホタルなど観察する「蝓蜊の里自然観察デー」(一昨年の散策デー集合写真)を開催していましたが、昨年はコロナ禍もあり中止。

今年もイベント開催は無理でしょうが、カブトムシをどうしても欲しいという方には頒布したいと考えいます。無料としたいところですが、環境整備協力金として雄雌セット300円の予定です。また高浜駅に併設する産直店「きなーれ」さんでも予約を受け付ける予定です。 

◎永遠のビートルズ ここに健在! 

ところでカブトムシって「ビートルズ」っていうんですね。えっビートルズ!!われら世代の大スターグループ「ビートルズ」はよく知っていますが、カブトムシをビートルズというのは知りませんでした。看板製作していただいた女性から教わりました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?