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Longitude セトリを観て少しだけ思ったこと

はじめに言っておくとこの先の文はライブの感想について語るブログではない。

そもそも僕はライブの感想を書ける人間ではないからだ。

この2年DIALOGUE+のライブに行くようになって、いろんな人の感想やブログをみてきたが、どれも自分には絶対感じない体験をしていて、その体験をとても強く言語化している。

僕は現場に行っても最高だった。あの曲を聞きたかった。あの曲を聞けてよかった。以外の感想は特にない。
自分の大好きな曲をバカでかい音で、本人たちの踊りと歌声で、ただ聞きに観に行っているだけだからだ。

こんな感想はTwitterの140字で綺麗にまとめられる。
だから僕の今回のライブの感想はこれだ。

毎回セトリが何だったかなんて覚えていないし、ダンスのミスにも気づかない。ただ好きな曲に揺られて暴れて、今日も楽しかったと思えるだけで僕のライブは完結しているし、後々語ることはない。

だからこのブログで語るのは当日の感想ではなく、すべてが終わって現実に戻って冷静になって眺めていた時に思ったこと。

オタクの深読みキモ語りが大丈夫な方のみ先にお進みください。


⚠️注意⚠️
・あくまで個人の感想です。
・セトリネタバレが少し含まれます。


今回は東京公演だけに参加した。
Latitudeも全落ちをかまし、Longitudeも結局東京しか当たらなかった。改めてライブにことごとく落ちる感覚を感じたのは、フラフラ以来な気がする。

でも持っている意味は全然違う。200人キャパだったharevutaiが当たんないのと、Zeepが当たらないのとは。それだけDIALOGUE+が大きくなったのだと感じさせられる出来事だった。

行けるのが当たり前だと思っていたライブのチケが取れない。そのさみしさはたしかににあった。新規は増えるのは良いことだし、箱が大きくなることも良いことだ。それだけ彼女たちの努力と、裏を支える人たちの努力が、ちゃんと報われているってことだから

でもこれ以上箱が大きくなれば、僕の観たい大音量で暴れられるライブは少なくなるかもしれない。今回は運よく席は2列目だったが、彼女たちの顔を近くで見られる可能性も少なくなるかもしれない。

もしかすると僕が考えるまでもなく、もう対策が進んでるのかもしれない。
だとしてもこの先も僕の好きだったライブが、変わるOR行けないが可能性として見えてしまった。それが個人のエゴむき出しに言うと寂しかった。

だからと言ってこの先ライブに行かないなんてことはないし、ファンとして売れたり、同志が増えることは何よりもうれしい。自分が好きだった最高のものは誰が見ても最高なんだって思えるから。

でも熱量ある行きたい人がちゃんとチケットを握られるようにだけ、なんとかしてほしいな。とは思う。

もうひとつ今回の公演を通して思ったことがある。
それはセトリについてだ。

セトリでまず不穏に思ったことは「はじめてのかくめい!」と「人生イージー?」がなかったことだ。
「人生イージー?」がリリースされた時、田淵Pが「はじめてのかくめい!」をセトリに入れなくても成立できるようになった。的なニュアンスの言葉をどこかで言っていた気がする。

田淵智也×田中秀和というパッケージでDIALOGUE+のオタクになった身からすると、ライブに行けばこのどちらかの曲が聞けるというのを、楽しみに通っていたというのも根幹にはあったと思う。

別にないからといって今回のライブがつまんなかったというわけではなく、この2曲がなくてもこんな最高なライブができるようになったんだな。というのが素直な感想だ。

ただ個人の主観だけで判断するなら、少し盛り上がりきれなかったところもあるし、mcが少ないDIALOGUE+が好きだった身からすると物足りなさも感じる部分もあった

これから田中秀和の曲をやらないのだろうか?

「シュガーロケット」
「ガガピーガガ」
「夏の花火と君と青」
今では他にもライブには欠かせない曲がたくさんあって、今回は入れなくても成立するから抜いただけかもしれない。

今回の公演は「僕たちの現在地2023」も兼ねているからかもしれない。

しかし今回は今までライブ中盤地点を支えてくれた「アイガッテランテ」も外されていた。

ということはついに今回の公演には「田中秀和」がいない

周知の事実だろうが、田中秀和は去年犯罪を犯して捕まっている。
楽曲に罪はないとはいえ、逮捕が報道されていたのが10月の後半、puzzleの時点ではセトリが変えられない段階だと考えると、彼の報道が出てから初めてのセトリづくりだとも考えられる。

僕はこの先「田中秀和」が戻ってきてほしいとは思わない。

もちろん彼の曲が大好きだし、彼がいたから僕はこうしてDIALOGUE+のオタクをしている。

彼が犯した罪の程度によっては戻ってきてほしいと思うけれど、今回はきちんと被害者がいて、それが犯罪として裁かれている。

逮捕の罪がどうであれ、普通の人なら逮捕歴がついてまともに働くのは、難しくなるだろう。

才能があれば、人を傷つけても同じ仕事を続けられる。そんなことが認められていいのだろうか?才能があれば、犯罪者をアイドル、女性声優にまた近づけていいのだろうか?

きっと別にいいだろって人もいるだろう。それはきっと間違いではない。でも少なくとも僕は今そう思っている。

ただ過去の田中秀和の曲は今でもやって欲しいと思う。

これはエゴなのかもしれない。矛盾しているのかもしれない
でも僕はまたDIALOGUE+のライブで「はじめてのかくめい!」も「人生イージー?」も「アイガッテランテ」も聞きたい。

杞憂かもしれないけど少しだけ怖くなったのでここで書かせてもらいました。
どうかこの3曲はまたライブで聞かせてください。

不安点は全部話したので、少しだけ嬉しかったことを言って閉めようと思います。

3公演全部観れたわけではないですが、去年上手くメンバーがそろわなかった中、いろんな形で工夫してでも、「8人でやる」ということにこだわり続けてくれたことは何よりも嬉しかったです。

「さっきまでいた君がもしいなくなってしまったら
寂しいとか悲しいとかで説明したくない
単純に嫌だ!」

また最高のライブを期待してします!!

「輝きたい場所で輝きたいから
どんな道だとしても 負けたりしないでね
君と僕らでさ 作ろうよ 未来を

きっと素敵だよ!

ステージはこうして新しくなる
だから僕らはまた息をした」

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