メディテレーニアンハーバー
今回は私が大大大だーい好きな
エクスプローラーズ•ランディングについて!!
エクスプローラーズ•ランディングとは?
エクスプローラーズ•ランディングとは、
東京ディズニーシーに入ってすぐ、
あの大きく聳え立つ火山の麓にある建物、
あれがエクスプローラーズ•ランディング!!
「エクスプローラーズ•ランディング」を和訳すると
「探検家の上陸場」と言う意味
なぜそんな名前がついているのか。ここは、大航海時代。15世紀〜17世紀前半の大海原。その時代はコロンブスのアメリカ到達や、マゼランの世界周遊など船乗りたち、いわば探検家や冒険家の歴史的発見のスタートとなった場所。
そして、この建物は、その時代のスペインやポルトガルなどのイベリア半島の要塞をイメージしたものとなっている。
まさしく、ここは冒険家、探検家の重要な拠点。
そのような理由もあり
探検家の上陸場といわれているのかも
フォートレス=イベリア半島説について深掘り
フォートレスにある、スナック屋さん「リフレスコス」
このスナック屋さんは、議論を中断したくない冒険家や探検家が移動しなくても軽食が取れるようにと中庭にこのお店を作ったそうだが、このリフレスコスの名前の意味はスペイン語で「リフレッシュ」を意味する。
また、フォートレス内で見られる文学資料は、中世から近世にかけてのヨーロッパの学問上の共通語、ラテン語のものが多く使用されており、建築様式も大航海時代にポルトガル全域で流行したとされるマヌエル様式の装飾が「マゼランズ」というレストランに用いられている。
「マゼランズ」とは、探険家や冒険家が語り合う荘厳なレストラン。大航海時代の偉大な探険家マゼランに敬意を表して名付けられたとされており、マゼランはスペイン王(カルロス一世)の命令で世界周航を試みたポルトガル人の航海者。
ほかにも、フォートレスの壁の紋章。その両脇に天球儀や船のロープ、海藻などのマヌエル様式の装飾が施されている。
この装飾はポルトガルにあるトマールのキリスト修道院に似ていることから、イベリア半島らしさがある。
また、金のドームは西洋建築では見られることがなく、イスラームで主流な建築様式である。金のドームからではイベリア半島ではないのでは?と思うが、その昔イベリア半島はヨーロッパでありながら、8世紀から15世期まで東のイスラーム王朝の支配を受けていたという背景がある。当時イベリア半島を支配したイスラーム人たちによって施されたものなのでないか。
様々なことが考えられるが
事実、この要塞は、スペインのマンサナレス・エル・レアルという町にある15世紀頃のお城。ムデハル様式と呼ばれるキリスト教建築とイスラーム建築が融合したスペインやポルトガル特有の建築様式で建てられているとのこと。そして十字型の狭間(矢などを射るための穴)の形がそっくり。
以上のことから、この要塞はイベリア半島説が有力。
S.E.Aとは、、、
S.E.Aとは、(Society of Explorers and Adventures)の頭文字をとったもので、意味は(探検家と冒険家の団体)という意味。
メンバーは主に探検家や冒険家、さらに科学者や芸術家などによって構成されており、活動拠点であるフォートレスエクスプロレーションにそれぞれの旅路での新たな発見や知識、芸術を持ち帰り、メンバー同士で共有し、世界中へ広めるために活動をしている。大航海時代、新大陸開拓に多大なる貢献をした偉人たち、そして、科学発展の礎を築いた研究者たちが、元祖S.E.A.のメンバーとして名を連ねている。
S.E.A.のメンバーたちは、冒険、ロマンス、発見、発明の4つのモットーを大切にしています。
S.E.Aのメンバー
創設メンバー【1538/8/12(日)】
フォートレスにて元祖S.E.Aが設立
創設メンバーは実在の人物12名で構成されており、名誉会員として扱われている。
• イブン・バットゥータ
• ヴァスコ・ダ・ガマ
• エンリケ航海王子
• クラウディオス・プトレマイオス
• クリストファー・コロンブス
• ティコ・ブラーエ
• ピュテアス
• フェルディナンド・マゼラン
• フランシス・ドレーク
• マルコ・ポーロ
• レイフ・エリクソン
• レオナルド・ダ・ヴィンチ
再興期メンバー【1899/】
ミスティック・マナーにて、再興期メンバーによる会合が行われる。新S.E.A.設立
・ヘンリー・ミスティック卿(冒険家、骨とう品収集家)
・アルバート(猿、ヘンリー・ミスティック卿のペット)
・ハリソン・ハイタワー三世(探検家、ホテルオーナー)
・バーナバス・T・ブリオン(金採掘会社社長)
・メアリー・オーシャニア(調査船船長、トレジャーハンター)
・R・ブラウアーヒンメル(教授)
・J・L・バティリスタ(博士)
・チャールトン・J・タバレット(画家)
・ジェイソン・チャンドラー(科学者、発明家)
・ジョック・リンゼイ(水上飛行機パイロット)
・アルバート・フォールズ(博士、ジャングルクルーズ運営会社ジャングルナビゲーションカンパニー設立者)
・メリウェザー・アダム・プレジャー(冒険家、船乗り)
・タンダジ(料理人)
・ルアナ・テシェイラ(職業不明)
・サンゴショー(職業不明)
・ブリュー(飛行船船長)
・カメリア・ファルコ(飛行機研究者)
・コン・チュウノスケ(昆虫学者)
S.E.Aの紋章
S.E.Aには紋章がある
アーミラリー天球、ガリオン船、羅針盤、絵筆と彫刻道具
これらの四つのマークはS.E.Aのモットーを表しています。
まず初めに左上のアーミラリー天球について
このアーミラリー天球に込められた意味は
【ロマンス】
アーミラリー天球は、球体の表面に星座、赤道・黄道などを記したもので、地球の周りの星の動きを説明するのに使われていた。
17世紀にヨーロッパで望遠鏡が発明されるまで、天文学者にとってアーミラリ天球儀は天球上の星の配置を決定するためにかなり重要な道具
アーミラリー天球は古代ギリシアのエラトステネスが発明したとされており、天文学者として16世紀に活躍したティコ・ブラーエもアーミラリー天球を使って惑星観測を行いました。
アーミラリー天球はディズニーシーでも見ることができる。
それがあるところが、マゼランズというレストラン!
この場所はかつてS.E.A.のメンバーたちが冒険の思い出や夢を語り合う場所として使われていた。レストラン内にある小部屋アーミラリー・チェンバーに天球儀が飾ってある
アーミラリー天球はロマンスと意味されていますがロマンの方が合っている感じがする。ロマンとは、夢や理想を追い求める心情や、そのような物語性・情緒を持つ現象という意味
いつまでも夢や理想を追い求める探究心を忘れてはいけない。
といういみがこのアーミラリー天球のマークに込められているのかも
次に、右上のガリオン船について、
このガリオン船に込められた意味は
【冒険】
ガリオン船とは、16世紀半ば〜18世紀ごろの帆船の一種。
キャラック船から発展した船形で、形はさまざま。3本以上のマスト、数門の大砲を備え、船首の位置は低く船尾の位置は高い
キャラックと比較して幅と全長の比が長く、荷が多く積めるや速度が出るといったメリットがあったが、安定性に欠けて転覆しやすいというデメリットがある。
キャラック船とは15世紀に地中海で開発された帆船。
船底が平らで大量の荷物が乗せることができたが、小回りが利きにくいという欠点を持っていた。物資などの輸送目的に主に使用されていた。
有名な船は「ビクトリア号」
地球一周航行を目指したマゼラン船長率いる5隻の船団の1隻
ガリオン船はディズニーシーでも見ることができ、それが、フォートレスの隣に停泊している。名前は【ルネサンス号】
ガリオン船の他にもキャラベル船という船が停泊している
キャラベルは14~17世紀まで、地中海で使用された小型帆船
2本ないし三本マストに大三角帆の小型船で、キャラベル船はキャラック船より小型のものが多く、速度も速くて小回りも利いたため沿岸の浅瀬や河川を探検することが可能だった。
探検が主になる時はキャラベル船が使用されていた。
有名な船はコロンブスのアメリカ大陸探検航海に随伴した
ピンタ号、ニーニャ号になる。
こちらのS.E.Aの紋章のガリオン船は、この大航海時代の支柱となっています。
次は左下の絵筆や彫刻刀
この絵筆や彫刻刀に込められた意味は
【発明】
冒険や発見に沸いた大航海時代!!
科学の進歩、人類の進化には、発明というものは必要不可欠。
S.E.Aの新たな発明がなければ何も始まらない!
それくらい大事なもの。
飛べないと思っていた空もレオナルドダヴィンチのノートの中にしか存在しなかったはばたき飛行機を彼らが知恵を出し合えば現実のものとし、飛ぶことだって可能になる。できないことはない。そんなことを思わせてくれるようなフライングマシーン。
地球は自転しているということを証明したペンデュラムタワー。
その他にもS.E.Aは様々な発明品をこの要塞におき、世界中へと発信している。
S.E.Aとは、
自分らの無力さをバネにし、好奇心と創造力と勇気を持って、
人類の進歩に向けて尽力している。
最後は右下の羅針盤
この羅針盤に込められた意味は【発見】
進むべき道を示してくれる羅針盤。冒険には必要不可欠。
ディズニーシー入ってすぐにあるミラコスタ通りの入り口のオブジェ、これは羅針盤がモチーフとなっている
これから始まる海の冒険にはぴったりのオブジェ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?