#00 花

-----------------------------------------------------------

花って元気が出る。

よく観察すると、同じ花びらはない。

人間もまた、同じ様に見えて同じ人はいない。

-----------------------------------------------------------

どうも、Renです。

家の周りに花屋が多いので、たまに花を買います。

花は誰かから頂くのも好きです。

昔、祖母が生きていた頃の話をします。 


私はね、何でも出来るのよ。

看護婦さんだった。
マッサージ屋さんだった。
お寿司屋さんだった。
着物屋さんだった。
お花屋さんだった。

全部嘘なんですが、
信じてしまうくらい何でも出来た人でした。
美人で華やかで穏やかな人でした。

何より、お花が好きな人でした。

祖母は朝起きると、仏壇の花の水を取り替えていました。

どんなに寒い冬の朝も

体調が悪い朝も

毎日仏壇の花の水を取り替えていました。


家の中も、庭にも、沢山の花がありました。

いつも手入れをしていました。

でも自分は、花があまり好きではありませんでした。

すぐに枯れてしまうから。

綺麗なのに、何だか切ない気分になるから。


しかし、祖母が亡くなって数年経った時、
花を見ていると、穏やかな気持ちになりました。

元気がない時、癒されました。


だから今は

切なくてはかない、でも美しい、そんな花が大好きです。



人生もまた花の様です。

人生にはタイムリミットがあります。

だからこそ、頑張れます。

これからの時代、長生きできる技術は益々発展していくでしょう。

しかしながら、いつか終わってしまうから、頑張れると思います。

いつか終わるその時まで、どんな形であれ、生きましょう。


今日もお仕事お疲れ様でした。

学校お疲れ様でした。

家事お疲れ様でした。


今日を生きたあなた、お疲れ様でした。


Ren


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?