#00 花
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花って元気が出る。
よく観察すると、同じ花びらはない。
人間もまた、同じ様に見えて同じ人はいない。
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どうも、Renです。
家の周りに花屋が多いので、たまに花を買います。
花は誰かから頂くのも好きです。
昔、祖母が生きていた頃の話をします。
私はね、何でも出来るのよ。
看護婦さんだった。
マッサージ屋さんだった。
お寿司屋さんだった。
着物屋さんだった。
お花屋さんだった。
全部嘘なんですが、
信じてしまうくらい何でも出来た人でした。
美人で華やかで穏やかな人でした。
何より、お花が好きな人でした。
祖母は朝起きると、仏壇の花の水を取り替えていました。
どんなに寒い冬の朝も
体調が悪い朝も
毎日仏壇の花の水を取り替えていました。
家の中も、庭にも、沢山の花がありました。
いつも手入れをしていました。
でも自分は、花があまり好きではありませんでした。
すぐに枯れてしまうから。
綺麗なのに、何だか切ない気分になるから。
しかし、祖母が亡くなって数年経った時、
花を見ていると、穏やかな気持ちになりました。
元気がない時、癒されました。
だから今は
切なくてはかない、でも美しい、そんな花が大好きです。
人生もまた花の様です。
人生にはタイムリミットがあります。
だからこそ、頑張れます。
これからの時代、長生きできる技術は益々発展していくでしょう。
しかしながら、いつか終わってしまうから、頑張れると思います。
いつか終わるその時まで、どんな形であれ、生きましょう。
今日もお仕事お疲れ様でした。
学校お疲れ様でした。
家事お疲れ様でした。
今日を生きたあなた、お疲れ様でした。
Ren
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