過去に閉じ込めてあげる

人に過去に生きるなと言えるほど俺は過去を清算できていない。

俺の曲を聞いて
過去に浸るお前らを過去に閉じ込めているのは誰だと思う?

俺なんだよ。

相談されたら、いっちょ前に過去に生きるなとか
俺はそんな言葉を投げつけるけど

一番お前を過去に閉じ込めてるのは俺だ。
俺の曲だ。

でも俺は知ってる。過去にとらわれたい奴にしか響かない。
そういう奴らの心に俺の曲は突き刺さる。

だからみんなのしたい事、生きたい方向も分かって上で
忘れなさいなんて俺は言う。

自分は忘れられない癖に。
あの子やあの人を引きずり続けている癖に。

俺の言う通りに生きたとしてもココに戻ってくる。
またこの曲に戻ってくる事を俺は知ってるんだ。

この負のサイクルを抜け出さなきゃいけないのは
俺なのにな。

お前らは鏡、見たいな物だから俺は分かってる。理解してる。

君のしたい事は全部分かってる。大丈夫だよ。
無理やりにそっちに行かなくていいよ。

俺に決められて進む先はあんたが本当にしたい事か?
忘れたくない大事な思いでを忘れてまで。
また、新しい思い出を刻んでまで、次にすすむ理由はあるのか?
いいよ過去に閉じこもって。

いいよもう何処にもいかなくて。それがあなたのしたい事なら。
俺は、過去に君がその過去にいつまでも浸れるように。

歌うよ。

過去に閉じ込めてあげる。




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