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【Yokoのホンネ】コンサートに寄せて

こんにちは!アウルインターナショナルスクール代表の荒木陽子です。

今日からこちらのnoteを利用して、不定期ではありますが、スクールからのメッセージや、私Ms.Yokoが日々感じていること、また英語教育や子育てに関する熱い思いや本音?!などをざっくばらんに綴っていけたらと思います。

さて、第1回目の今回は、先日開催された当スクールの年間最大イベント「スクールコンサート」に寄せて。実は予定では今年もコンサートの最後に僭越ながらご挨拶をさせていただく予定でしたが、会場の終了時間の問題で(お役所は時間に厳しい💦終了30分前位から何度も突つかれ•••)スピーチをカットされてしまいました(泣)。ということでこの場をお借りして、当日お伝えしたかった思いを綴らせていただきます。

保護者の皆様、
月島校のアウルインターナショナルスクールのコンサートにお越しいただき誠にありがとうございました。子供達の演技、今年も素晴らしかったですね。過去のK3の英語劇は、比較的ディズニー系ストーリーが多かったのですが、今年は1950年代のティーンズムービ「Grease」でした。
当日観られなかった方、ポニーテールにリーゼントでロックンロール!と伝えればイメージは容易でしょうか。歌あり、ダンスあり、ソロありでとても素晴らしい英語劇でした。またPreschoolの子供達の歌とダンス!立っているだけで可愛らしい❤️泣いてもまたしかり😌また、K2の元気なパイレーツ、そしてバイオリン🎻演奏など全てにとても感動しました。

思い返せば今学期初めの9月。国内のコロナウィルス感染者数が2000人を超える状況下で、到底コンサートなんて無理かと思いましたが、その後状況が好転し、急遽開催決定に。このような経緯だった為、「開催できる!良かった〜」という喜びも束の間、次の瞬間からスタッフ一同、現実的な問題に青くなったのでした。それは練習期間の問題。例年はコンサート練習に費やす時間は2ヶ月半〜3ヶ月。それが今年は1か月半という異例の短期間となってしまい、コンサートまでにセリフが覚えられるのか、仕上がるだろうか…先生達はかなりのプレッシャーだったに違いありません。だからといって、会場の空きが土日は3月まで全て予約でいっぱいとなっており、日程変更も難しい状況。「もう、やるしかない💪」ということで強硬突破!先生達、無茶ぶり本当にごめんなさい🙏それでも、戸惑いながらもやってのける先生達にいつも心より感謝しています。

【コンサートの目的】
さて10月中旬に入り、少しずつコンサートが近づいてきたある日、先生達からこんな要望がありました。
「Ms.Yoko、やはりこのままじゃコンサートまでに劇が仕上がるかとても不安だ。明日からは外遊びの時間を無しにして、午前中はずっと前練習の時間に充てるようにしたい。」と。
先生達の熱意に、思わず「Of course !」と答えてあげたい気持ちでしたが、私はこう答えました。「どうかコンサートの目的を忘れないでほしい。」
もちろん、先生達が素晴らしい劇にしたいという熱い気持ちも痛いほどわかりましたし、スクールとしても、より完成度の高い劇を披露したい、という気持ちは山々です。でも、本来のコンサートの目的は、「コンサートの練習を通して、楽しく英語を学ぶこと。そして皆で一つの劇を作ることによって、クラスの結束力、協調性を育てる。またコンサートが終わった時に得られる達成感、自信=自己肯定感を育てる」というものです。
子供達が大好きな外遊びの時間をなくしてまで、毎日、長時間にわたる劇の練習を続け、厳しい指導によってたとえコンサートが成功したとしても、子ども達が英語が嫌いになってしまったり、「コンサートなんて二度とやりたくない!」となってしまっては元も子もありません。このようなイベントの前には、つい目的を忘れて、違う方向に行ってしまいがちなのですが、私自身も含め、本来の目的を忘れてはならない、と常日頃気をつけているところです。

こんなようなドタバタ劇の末の2021月島校コンサートだったのですが、結果としては100点満点どころか、200点満点だったと思います!いつもと違う場所で、びっくりして泣いてしまったプリスクールの生徒さんもいました。緊張のあまりセリフを忘れてしまったキンダーの子もいたかもしれません。が、結果ではなく、本番までの頑張りを、どうかいっぱい褒めてあげて下さい。当日の子供達の生き生きと輝いていた目がとても印象的でした。やっぱりイベントっていいですね。
これからまだ日本橋校のコンサートも控えておりますが、きっとまた時間に追われて私のスピーチはカット・・・されるでしょう(泣)。・・・いいんです!
この場をお借りしてたくさん裏話を暴露してしまいますから!!

それでは次回のホンネもお楽しみに。See you !

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