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GPT-4o 発表、そしてより多くのインテリジェンスなツールを ChatGPT に無料で展開

フリーユーザー向けに機能拡大

米OpenAIは5月13日(現地時間)、GPT の新モデル GPT-4o を発表しました。

GPT-4o を契機に、無料で使える ChatGPT の機能拡大も始まります。

紹介されている追加機能は以下です。
今後数週間に渡り、提供されていくそうです。

今後数週間にわたって展開

無料の ChatGPT に各機能について聞きました。
(一部回答をアレンジしています)
なお、この時点でデフォルトで GPT-4o が使えていました。
使用制限を超えるとモデルは GPT-3.5 に切り替わります。

Experience GPT-4 level intelligence

これは、GPT-4o を使えるようになる、ということです。
これまでは GPT3.5 でした。

Get responses(opens in a new window) from both the model and the web

GPT-4o を使えるようになり、ChatGPT がユーザーの質問に対してモデル(GPT-4o)からの回答だけでなく、インターネット上の情報も利用して回答を提供する機能が備わりました。
これにより、より豊富で最新の情報を得ることができます。

Analyze data(opens in a new window) and create charts

データを分析し、その結果をチャートやグラフとして視覚的に表現する機能を指します。
分析したいデータをアップロードして Python のコードで生成・実行できたりします。
ユーザーはデータのトレンドやパターンをより理解しやすくなります。

Chat about photos you take

ユーザーが撮影した写真についてチャットできます。
これにより、写真の内容や背景についての質問や会話を通じて、より深い理解や情報を得ることができます。

Upload files(opens in a new window) for assistance summarizing, writing or analyzing

ユーザーがファイルをアップロードして、その内容の要約、文章作成、または分析に関するサポートを受けることができる機能を指します。
複雑なデータや文書の処理がより簡単になります。
サポートするファイル形式例です:

  • PDF

  • DOCX(Microsoft Word)

  • TXT(テキストファイル)

  • スプレッドシート(Excel、CSV)

  • プレゼンテーションファイル(PPTXなど)

Discover and use GPTs and the GPT Store

有料の ChatGPT Plus でしか使えなかった GPTs や、 GPTs を探せる GPT Store を利用できるようになります。

Build a more helpful experience with Memory

これまでは「新しいチャット」を始めた場合、他のチャットの履歴(記憶)は引き継がれませんでした。
メモリー(Memory)機能により、新しいチャットを始めた場合でも以前のチャットの記憶が引き継がれるようになりました。
記憶したチャットは削除可能です。

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