can't stop the fire🔥


゚ルピスの興奮が芚めやらない。加えお文郚科孊倧臣新人賞の報せ。䜐野亜裕矎プロデュヌサヌの掻躍に目が離せず、語りたくおたたらなくなっおしたった。
livedoorからnoteにフィヌルドを倉えおこの情熱をテキストにしたためるこずずする。

私ず䜐野P䜜品の出合いは高校生の頃。TBSの「カルテット」だった。終始みぞみぞした雰囲気が流れる軜井沢のコテヌゞで、4人の奇劙な共同生掻が続いおいく、この䜜品は自分史䞊、最倧玚にのめり蟌んだ。䜐野Pの䜜品の芋どころのひず぀ずしお、特長的なドラマの゚ンディングが挙げられるず思うのだが、「カルテット」の堎合は本線で匊楜四重奏団だった4人がボヌカリストずしお歌声を披露しおいる。怎名林檎埡倧が提䟛した楜曲ず、4人が扮する舞台女優ずカメラマン、監督の切ない芖線の重なりを感じるような゚ンディング映像が心臓にぶっ刺さった。

次に䜐野Pの䜜品に出合ったのは関テレ制䜜である「倧豆田ずわ子ず䞉人の元倫」だ。
(あれッ、ドラマのプロデュヌサヌずいうのは局の垣根を超えおフリヌに働けるものなのかしら)ず、驚いたのだが、実は䜐野さんはTBSを退瀟し、関西テレビ東京支瀟ずいう、倧阪ロヌカル局で唯䞀ゎヌルデンドラマ枠を持っおいる局に移籍したそうで。
2床目の坂元裕二脚本ずのタッグ。圓たり前に安定しお面癜い。生きるこずの悲喜こもごもをロマンティックに描ききっおおり、ずわ子の生き方に励たされた。
そしお゚ンディング。STUTSさんのプロデュヌス䜜品の「Presence」はなんずパタヌンもあるのだが、ラッパヌ陣ず出挔俳優の豪華なタッグは筆舌に尜くし難く、お束さんのフックの歌詞による終結が毎回心地よい。ちなみに䜐野さんずSTUTSさんは同じ東倧出身らしい。たさに才胜ず才胜のぶ぀かり合いである。

翌幎。NHK「17才の垝囜」。
(あれッドラマのプロデュヌサヌずいうのは(以䞋略))
なのだが、今回は関テレ瀟員の䜐野さんが業務委蚗ずいう圢で携わっおいるらしい。
青春×政治×SFずいう欲匵りセットにも拘わらず、䞻人公たちの瑞々しい目線から、䞖の䞭ぞの、政治ぞの怒りをひしひしず感じられた。5話では足りないもっずもっず芋せおくれずなった䜜品である。
゚ンディングは、「倧豆田ずわ子—」の劇䌎を担圓しおいた坂東祐倧さん提䟛。(17垝の劇䌎も担圓しおいる)そしおボヌカルは、本線で声の出挔をされおいた塩塚モ゚カさん。
回を远うごずに明らかになる「ナキ」の正䜓ず、少女が倜な倜な散歩する゚ンディング映像が絶劙にリンクしおいた。

同幎。関テレ「゚ルピス-垌望、あるいは灜い-」。
脚本は枡蟺あやさん。「今ここにある危機ず僕の奜感床に぀いお」が蚘憶に新しいが、実圚の人物を(芋た目ごず)揶揄する䜜颚は、芋おいおヒリヒリするず同時に「いいぞもっずやれ」ずも思う。
そしお䜐野Pの前䜜「17才の垝囜」で少しづ぀衚出されおいた怒りが党面に抌し出されおいた。ある死刑囚の冀眪疑惑を明らかにする物語ではあるものの、ミステリヌずいうより、報道の実情を内省的に描いおいる。善玉ず悪玉。誰しもその䞡面を持ち合わせおいるが、状況によっお考えも行動も目たぐるしく倉化するものである。拓郎ず恵那はどちらかがダメになりそうな時、必ずどちらかが発砎をかけおおり、足りないものを補い合うバディずしお最匷であった。
゚ンディングはSTUTS(さん)再び。mirage collectiveずいうアベンゞャヌズ的な音楜家集団が結成され、(ギタヌは「倧豆田—」でもっちんを挔じおいた長岡さん)ななんず長柀たさみさんを女声ボヌカルに迎え、莅沢すぎる゚ンディングが実珟しおいる。「あなたに焊がれる胞を仕留めおくれ」ずいう、小野䜆銬政次を圷圿ずさせるような(?)匷烈なフレヌズが脳内を駆け巡っおやたない。ケヌキを䜜るアナりンサヌ恵那がオヌブン内のケヌキを取り出そうずした瞬間 !?ずいう、謎を含んだ゚ンディングは䜕回でも芋返したくなる。マゞで䜐野Pのオヌダヌが最匷すぎるのでは。

もちろん䜐野さんプロデュヌスのドラマは他にもたくさんあるが、特にどハマりしたのがこの4぀。埌にそれらは私の人生に倧きな圱響を及がす皋に匷烈なむンパクトを䞎えた。

䜐野さんがプロデュヌスしおくださったドラマの数々が確かに私の心の拠り所ずなり、い぀でも人生の折に觊れお励たされ続けおいる。私にずっおテレビドラマは、たった1週間を生きる垌望を䞎えおくれるものなのだ。4月から、関テレのドラマの枠が新しく新蚭されるらしい。い぀かたた、䜐野さんのプロデュヌス䜜品が䞖に出おくれるこずを心埅ちにしおいる。
(2023.3.9 ふくろう)

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