Youtuberの影響力と責任

このノートにはうごくちゃんについての内容が含まれます。彼女を卑下する意図はありませんが、内容はセンシティブなものになっています。ご了承ください。

先日Youtuberのうごくちゃんが亡くなりました。明言されていないものの、死因はおそらく自殺でしょう。私は全く知らない方でしたが、死去後に遺族の方が「特定の方への誹謗中傷はやめてほしい」など度し難いことですが、彼女に関係する方に非難がされているようです。「お前が追い込んだんだろ!」みたいな内容なのでしょうか?関係者の方もつらいはずなのに、よくそんな非人道的なようなことがいえるものです。

そして最近、ギタリストのアレキシライホが亡くなりました。41歳で、長年苦しんでいた健康問題により亡くなりました。もしかするとアレキシも人生を悲観しての自殺だったのかもしれません。詳細は他記事を参考にしてください。
アレキシの死後はたくさんの追悼がされ、妻が感謝の言葉を述べるまでとなりました。

さて、どうして同じ死なのに、ここまで世間の反応が違うのでしょうか。

話を違う視点に変えます。SONY公式チャンネルの登録者数はどれくらいだと思いますか?2021年現在45万人です。あの巨大企業がプロモーション費用を莫大にかけ、製品開発を何年もかけ、やっと新しいビデオを出すチャンネルがこの数です。
そしてこのレベルのYoutuberは数多くいます。しかし彼らが上のような投資をしているかというと、それは確実に違うでしょう。私は「大したこともないのにこんなに稼ぐな!」と言いたいわけではありません。むしろ羨ましいまであります。しかし、
登録者数何十万のレベル影響力は今一度見つめ直す必要があると思うのです。

youtubeはここ数年で市場には欠かせない媒体になりましたし、いわゆるインフルエンサーマーケティングも活発化しています。個人のもらう報酬も莫大になった反面、社会的責任も大きいものになっていることでしょう。
そしてその責任に耐えられるのでしょうか?耐えられず責任を放棄した時、批判や誹謗中傷を呼び起こすものになっていると私は考えています。

Youtuberという職業は自由で面白いですし、私もYoutubeめちゃくちゃみています。反面、責任を認識できずに炎上した方も数多くいます。こればっかりは頭でわかっていても、当事者になると調子に乗ってしまうとしかいいようがないのでしょう。そこで立ち止まり、今一度自分のもつ影響力を見つめ直すと、より面白い活動ができるのではないかと思います。

アレキシについてはまた別日に書きます。

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