第1回クレッフィ杯 感想

ご挨拶

皆様ご無沙汰しております。クレッフィ杯主催のオワタッコと申します。

参加者の皆様のご協力もありまして、無事に5/14(土)22:00-23:59 第1回クレッフィ杯を終えることが出来ました。

主催にDMでの連絡必須+TOP30禁止という参加に障壁があると思われた中での33名の方にエントリーしていただきました。

参加者様並びに賞品を提供していただいた方、大会の運営面でアドバイスしていただいた方等クレッフィ杯開催に関してご協力していただいた全ての方に心より御礼申し上げます。

大会開催の経緯

ポケモンスカーレット・バイオレット(以下ポケモンSV)の第1弾PVの中に最推しのハネッコが写っており内定したことからです。ポケモンSVが発売されたらハネッコ系をテーマにした仲間大会を開きたいと強く思うようになりました。ポケモンSVではじめて仲間大会を主催するより剣盾で主催を経験しておきたいと思うようになり、自分の仲間大会のテーマを考えました。剣盾にいるポケモンの中での最推しがクレッフィであり、クレッフィがポケモンSVで出てくるか分からないことから、剣盾でクレッフィをテーマにした仲間大会を開催するに至りました。

ルール選定について

・クレッフィの型に幅を持たせること

・マイナーポケモンを使ってほしいこと(副次的事由)

この2点を重視してルール選定をしました。クレッフィは壁型がとてもメジャーであり、ともすれば大半の方が壁から強力なキャラパワーのあるエースに繋ぐ構築を使うことになってしまいクレッフィの型に多様性が失われることを危惧しました。

まずは桁外れのキャラパワーを持つ禁止伝説と幻を禁止することにしました。次に考えたのは一般ポケモンをどれくらい規制するかです。一般ポケモンと言えど、シーズン20でTOP10入りしているようなポケモンはかなり強力で雑に使っても強いポケモンが多いです。その中でも「壁無効(確定急所)かつ高火力で殴る」ことが出来るウーラオスの存在はかなり気になりました。ウーラオスは両方の型がTOP10入りしていることから、まずはTOP10を禁止にすることにしました。次にTOP30まで禁止にするか悩みました。TOP10から30にもかなり強力で対策必須級のポケモンが多く、若干マイナーに寄るもののTOP30禁止に寄せても良い大会になるのではないかと考えました。主役のクレッフィをより活かしていただきたい意図があったのと、本大会の独自性を出すべく現行のランクマとの差異をより出してマイナーポケモンを活躍させてあげられる大会というコンセプトも添えてTOP30禁止にすることにしました。

感想

今大会は禁止ポケモンが多いこと、また私にとって初めての仲間大会主催であることから事前に主催とDMでコンタクト取ること必須の大会としました。私のことをよく知っている方はエントリーしやすいですが、そうではない方はエントリー自体に障壁があるのが欠点なことは重々承知しておりました。それにも関わらず、多数のフォロワー外の方もエントリーしてくださってとても嬉しかったです。

事前エントリー制にしたとは言え制限が厳しくてうっかり禁止ポケモンを入れてしまうことが十分考えられたと思います。そんな中で違反者ゼロで気持ちよく対戦に集中出来たことは素晴らしい結果でした。参加者の皆様のご協力なしには達成出来ませんでした。皆様ありがとうございます。

私はこれまでにも特定のポケモンをパーティに入れる大会に参加してきました。これらの大会でメインに挙げられていたポケモンはキャラパワーが強く、そのポケモン自体で攻撃的な役割を担うことが出来るポケモンばかりでした。対してクレッフィはキャラパワーが強いとは言えず、攻撃性能が低いサポート型のポケモンと言わざるを得ません。以上のことから、クレッフィの選出率が極端に低くなってしまい、ただのマイナーポケモン大会になることを危惧しておりました。しかしながら、体感でもそのようなことはなく(主催との試合だから選出したのはあるかもしれませんが)色々な型のクレッフィが選出されました。また、参加者の皆様のツイートでも「クレッフィをよく選出出来た」との声を何人のも方からいただけて杞憂に終わったようで嬉しかったです。

また、クレッフィと言えば壁型がとてもメジャーでそれ以外の役割は少ないように見受けられることから大会で使用されるクレッフィの型にバリエーションが少ないことも考えておりました。大会後の参加者様のツイートを拝見させていただきましたが一言でクレッフィと言っても様々な型を使用されていてそれだけこの大会に向けてクレッフィを育成して、クレッフィ杯のことを真剣に考え考察してくれたのだと思うとクレッフィ杯を開催してよかったと心から思いました。マジシャンクレッフィや火力アイテム持ちクレッフィ、封印クレッフィに出会えた時は心躍るものがありました。

こちらも大会前に考えていたことですが、壁→積み展開等のパーティのワンパターン化で皆が同じようなポケモンしか使わない可能性もあると思っていました。また、クレッフィメタで炎タイプと地面タイプ、電磁波無効の電気タイプ、いたずらごころメタで悪タイプである程度パーティが固まってしまい同じようなパーティのミラーが多発するのではないかとも考えていました。確かにそういったポケモンが多かったですが、全員が同じようなパーティではなくクレッフィメタ、クレッフィメタのメタも多種多様でこんな方法があったのか!こんなポケモンを使う手があったのか!と参加者の方々のアイデアに驚かされるほどでした。

今回のルールで開催すると決めた時に副次的に付いてきたテーマとして、「マイナーポケモンを活躍させてあげられる大会」です。現環境のランクバトルは禁止伝説が2体まで使える環境となっており、剣盾初期の頃では活躍出来ていたポケモンでも現環境では相当役割を絞ってそこに特化させていく方向性にしないと活躍は難しいと思います。クレッフィ杯では縛りが厳しいので自動的にマイナーポケモンを使うことになり、広い役割を持たせることが出来て存分に強みを発揮させてあげられたことも多かったのではと推察します。

参加賞として配布したクレッフィを使ってくださったことをツイートしておられた方もいまして、主催としては嬉しい気持ちになりました。

賞品の受け渡しについて、皆様とてもスムーズに対応してくださったおかげで大会翌々日の21時過ぎには全ての賞品対象者にお渡しすることが出来ました。なかなか時間が取れない中、主催の都合に合わせてくださって感謝申し上げます。賞品を受け取ったことをツイートして嬉しそうにしてくださっている方を見ると主催としても嬉しかったです。

反省点

・事前エントリー制により、大会参加への障壁が大きかったと思われること

今大会は初主催だったこととTOP30禁止という厳しい縛りがありました。そのため事前に主催にDMをしてエントリー必須にしました。そのため、参加しにくさを感じてしまい大会に興味を持ってくださった中の何割かはエントリーを取りやめてしまった可能性があります。次回大会では縛りを緩くする代わりにIDをTwitter上に公開して誰でもエントリー出来るようにすることを検討しております。

・ランクマルールでの開催により、レギュレーションマーク必須となってしまったが周知が不十分だったこと

スライドとnoteに「ランクマルールで開催する(=レギュレーションマーク必須)」であることは記載しましたが、事前告知が不十分だったことによりパーティ登録をする際にレギュレーションマークが必須なことに気づき大会への参加が遅れた方がいました。もう少し事前に周知をしていればフルで楽しんでいただくことが出来たのかなと思うと申し訳ない気持ちになりました。

・賞品を公募した際に、想像以上の方からお声掛けいただき結果として一部を次回大会に回さざるを得なくなってしまったこと

当大会では皆様から賞品を公募しておりまして、それによって大会が成り立っています。賞品をご提供してくださった全ての皆様にこの場をお借りしまして御礼申し上げます。

初回大会ということもあり、賞品をかなり豪華にしてなおかつ対象順位も多くする方法にしました。しかしながら提供数の関係から次回大会の賞品に回さざるを得なくなってしまいました。賞品管理の不行届によりこのような事態を招いてしまい申し訳ございませんでした。必ず次回大会の賞品として使わせていただきます。ご理解してくださった方々、誠にありがとうございます。

次回大会について

次回大会については若干のルール変更をした上で7月開催を予定しています。遅くても6月上旬までには大会概要のみでも発表したいと考えておりますので楽しみにしていてください!

(参考)今大会のスライド

スライド1

スライド2

スライド3

スライド4

スライド5

スライド6