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童貞卒業したら人生すべて上手くいくの感想!テクニックよりも本質

いきなり序盤から、親友に裏切られていじめられている男の衝撃的な告白から始めるこの本。

かつて彼はいじめられ、それも仲間だったはずの同級生にひどいことをされ人間不信に陥り、そのうえ童貞という苦しみ。

生きている意味がわからなくなったそうだ。

そして彼は、ゲームの世界へ逃げ込んでいく。

高校に入ってからも、彼はそのいじめのトラウマから女性と目を合わせることができなかったそうだ。


恋愛商材を買ってもモテない日々


作者の方は、高校でも童貞のまま工場へ就職。

そこで給料で恋愛商材買うが、会社の女性に試してもいっこうに成果(セックス)ができなかったそうだ。

こういうケースは多いように思う。

いじめられてトラウマになり、ネットでモテる情報を探して、恋愛商材を買う。

しかし、元となる土台がないのでテクニックをどう生かしていいかわからない。

「女性をいじってブランディングしましょう」みたいなことがかいてあって、早速試すもののうまくいかない。

それはそうだろう。

基本的なコミュニケーション能力があって、初めてイジリは成立する。

それをすっ飛ばして女性をいじったりしたら、ただのウザい奴になってしまう。

こういった失敗を赤裸々に告白しているこの本は、非常に勉強になる。


テクニックより先に、認識を変える

いくらテクニックを知ってもなぜモテないのか?それは認識が間違っているからだ。

女性が喜んでいるのか?嫌がっているのか?自分は他人からどう思われているのか?それらすべてはテクニックではなく、マインドセットの問題である。

そんなことに気付いた作者は、そこからひたすらマインドセットの勉強をして、彼女を作ることに成功したらしい。

そうなると、加速するのはもう目に見えてる。

元からモテた奴よりも、後天的にモテるようになった奴の方が再現性があるので、実は手堅いのだ。


人間関係を変えることで、世界が変わる

人間の社会は、人間関係で成り立っています。

童貞を卒業する過程で身に着けるスキルというのは、人間関係全般に使えるものです。

たとえば女性を前にどう会話を構築するか?それは取引先との世間話でも使えますし、会社内のコミュニケーションを円滑にすることにも使えます。

全てが人と人で構成されている限り、レバレッジがきくんですね。(つまり人間関係においてのスキルは、応用がきくってことです)


全ての目的はモテるためである

身も蓋もない話ですが笑

全てのモチベーションは、結局モテるためといっても過言ではありません。

となると、童貞ほど不健全なものはないですね。

逆に、童貞ほど可能性に満ちている存在もないように思います。

この作者のモテる定義は、大勢の女にわーきゃー言われるようなことではなく、狙った女性にモテることだといいます。

やるべきことというのがわかって、それを淡々とこなすだけでモテるようになはなるんですね。


テクニックよりも本質を

小手先のテクニックを身に着けても、結局長期的にはモテることができず、付け焼刃にしかなりません。

ようは軽いってことですね。

それよりも、男しての本質的な魅力を身に着ける方がコスパがいいだろうと。

それも別に、3年は頑張らないセックスできません!という話ではなく「良い男になるぞ!」と決断した日から始まります。

テクニック重視でいくよりも、実は再現性もありますからね。

なぜなら、女性はけっこうメリット重視で男をみているからです。

上辺だけのテクニックよりも、本質的な魅力のある男の方がメリットがあるのは当然ことでしょう。

じゃあ魅力をつけるためにはどうすればいいの?って話だと思うんですが、解説します。


知識と行動と成長

この本にはまず情報の断捨離を行い、自分にあった知識を身に着ける。

そのうえで行動し、自分自身を成長させる。

これ、極めて「当たり前のことじゃね?」って思う人もいると思います。

しかしですね、この当たり前が出来てない男がほとんどなんですよ。

だからまず童貞を卒業するためにベストな方法はんなのか?しっくりきた情報があれば、それ以外の余計な知識はシャットアウトして行動すると。

そして一歩一歩成長してけば、童貞なんて気がつけば卒業してるもんなんですね。

しれっとチンコ挿入できてるわけです。

薄っぺらいテクニックをニヤニヤしながら読んでいるのであれば、一刻もはやくそのマスタベ状態から抜け出し、本物の男としての魅力を身に着ける必要がありますね。

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