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社会人12年目を迎えて

初めてnoteを書きます。
4月1日は新しいことへの一歩目を容易にしてくれる
雰囲気がありますね。
その雰囲気に乗っかってみたいと思います。
駄文ですが、最後までお付き合いください。

今日から社会人12年目に突入しました。
11年間を振り返ると、
一貫して企業の新卒採用、学生の就職活動、
所謂「キャリア」というテーマに関わらせてもらいました。

社会人になる前は、
11年もひとつの領域でキャリアを積み上げること、
11年もひとつの会社に所属していることは
正直微塵も想像していませんでした。

有難いことに、多くの学生がキャリアに悩む現実、
企業が採用や育成に悩む現実を多く見聞きさせてもらいました。

加えて、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う、
経済環境の悪化は企業の採用活動、学生の就職活動にも
多大な影響を与えると想像しています。

そんなタイミングだからこそ、
自分ができること、発信できることは何なのか。
考えた中で出てきたキーワードは、
#自分らしさをあたらしく
です。

簡単に言うと、
人間が持つ感情や感性、本音や本心、
所謂「自分らしさ」を大事にしてほしい。
それこそが人間の持つ可能性の最大化に繋がり、
人口減少が間違いない日本にとっての光になる。

一方で、今の「自分らしさ」に満足するのではなく、
誰かに貢献しようとする過程を通じて、
「自分らしさ」をアップデート、「あたらしく」してもらいたい、
というメッセージです。

私は2009年に新卒でリンクアンドモチベーションに入社しました。
2008年にリーマンショックが起き、世の中が大混乱の最中です。
よって今日入社を迎える新人の皆さんには
勝手ながら親近感を覚えています。

入社式前日にあった研修でのシーンを今でもよく覚えています。
当時の管理本部の役員が、
明日入社を迎える同期約30人の目の前にやってきて
「当社はサバイバルプランに突入するので宜しく」と一言。
「宜しく、、、?」という突っ込みを誰もが心の中で入れていました。

入社後に行われたのは、中小・ベンチャー企業の経営者向けの
会員サービスを拡販する営業研修。
初回のアポイントで受注角度の高かった企業に
2週間後に先輩を連れて伺ったら倒産していた、
という事実を目の当たりにしました。

結局1か月の研修で1円も売ることができず、
早々に社会の厳しさやお金を稼ぐことの難しさ、
自分の無力さに直面をしました。

同時に、そんな自分にも給料を払ってくれ、
サポートをしてくれた会社への感謝の気持ちも忘れません。
いつかその恩返しをしたい、
という気持ちが自然と育まれたことを思い出しています。

その後も四の五の言わず働いてきた自負があります。
その過程でも「自分らしさ」を活かせない、
むしろ否定されることもありましたが、
乗り越えたときに、新しい「自分らしさ」に出会えた瞬間があり、
その瞬間の連続こそがキャリアの醍醐味だと実体験を持って言えます。


新型コロナウィルスの感染拡大を機に、
社会は大きく変わろうとしています。
私がずっと関わってきた新卒採用、就職活動では、
分かりやすく言えば売り手市場から買い手市場へと
状況が大きく変わるはずです。

売り手市場の中の就職活動は、
ある意味「自分らしさ」を多くの企業が承認してくれた
時間だったのではないかと想像しています。

まずはその承認された「自分らしさ」全開で
社会にぶつかってみてほしいと思います。
ひとりひとりが、これまで生きてきた20数年の人生から
生まれた「自分らしさ」に自信を持って
そのエネルギーを社会に開放してほしい。

一方で、就職活動で決めた高い志を実現するために、
この国家的な苦難を乗り越えるために、
今の「自分らしさ」に満足はしてほしくない。
「自分らしさ」を更新していこう、
変化させていこうとする姿勢を大事にしてほしい。

その結果として新しい「自分らしさ」に
出会えた瞬間が本当に楽しいことを伝えたいと考えています。

この経済環境で思い通りにいかないことのほうが多いと思います。
でもそれは「#自分らしさをあたらしく」するチャンスです。

ぜひこの言葉が多くの人の背中を押すことを祈って、
初回のnoteを終えたいと思います。

これからもこの言葉を深め、発信していきたいと思います。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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