思い通りになることはないが、それでも僕は
分かっていることですけれど世の中むずかしいです。思い通りになることは中々ないです。もちろん自分の考えが甘かったこともありますが、僕が可能な限り最善の考えから選択できたとしても、どこか思いがけないところから、思い通りに行かなくなってきます。
そういうことが起きると、いつも教授は「どんなに良い結果、選択にも必ず影が潜んでいる」と口酸っぱく言ってくることを思い出します。
教授は研究結果に対しても、企業選考に対しても、何に対しても、最終的にはこのようなことを言ってきます。そしてその言葉通り、100%思い通りになることはないと痛感させられます。だがそのことに対して最近、
それでも僕は
「楽しい」「嬉しい」
ではと思い始めています。
このようなことを思い始めてくれた出来事が、先日の後輩の学位授与式ととあるアイドルから勝手に受け取りました。
まず学位授与式のことです。
この日はせっかく後輩と会えるのも最後なのだから、挨拶ぐらいと思い、僕と同期の修士がほとんど集まっていました。学科ごとに行われる式典の廊下で待機しながら、この1年の後輩との思い出を振り返っていました。
「雑用多かったなー」
「頼りになる先輩であったかなー」
「後輩に嫌われるような
振る舞いをしちゃった気がするなー」
「後輩にとって面倒な先輩だと
思われているかもしれないなー」
などと結局この1年間、思い通りにならなかったことばかり考えてしまいました。そして研究室の後輩へ1人1人挨拶が終わり、帰ろうとしたところ、そこまで交流があったとは思えない、違う研究室の後輩までも話しかけてくれたのです。
最初は「そこまで君に貢献していないぞ」と思いながら話していました。ですが、ほとんどの人から「自分の直属の先輩よりも頼りになった先輩です!」と言われました。
そこからそのように思っている後輩が何人も話しかけてくれて結局、数十人と話をして、僕の研究室の後輩全員を含む25人と写真を撮ることができました。
そして最後に代表者1人が僕に対して、プレゼントを頂くことができ、その瞬間僕は
「上手くいかなく、
思い通りにならなかったが、
それはそれで良かった、
楽しかった、嬉しかった」
と初めて思い通りにならなかったが、それでも何か後輩に残すことができ、思い通りにならないことに対して、肯定的な気持ちを持っていいんだなと思うことができました。
ちなみに僕の学科の院生でプレゼントをもらえたのは僕しかいませんでした。
これはめちゃくちゃ嬉しかったですし、ここに書いているのはただの自慢です。
続いて2つ目のアイドルについてです。僕は最近人生で初めて、推しができ、お金を落としました。
これまで、アイドルはもちろんかっこいいし、可愛かったし、たまに曲を聴いたこともあったが、推しができるほどハマったことはありませんでした。ちなみに最初に聴いたアイドルは東方神起です。
ですが、最近とあるアイドルの曲が偶然、Spotifyから流れてきて、気になり調べたら、僕の客観的な見方だと、どうやらこのアイドルもこの1年間思い通りになれなく、燻っていたような印象を受けました。
しかし、偶然流れてきたそのアイドルの新曲はそんな1年間から抜け出し、新しく、再び動き出そうと捉えられる曲のようであったのです。
そんなことを知り、何だか嬉しくなり、もう一度その曲を聴き、次にその曲のセンターを務めるメンバーについてネットだけでなく、他のメンバーがどう思っているかも含めて調べることにしました。
調べると、若干性格が僕に似ていると勝手に感じました。その真偽は本人しか分からないと思いますが、
難しいことに対して、自分で抱え込んでしまうようなのです。
その気持ちめっちゃ分かります。僕も人に難題は特に同じぐらい歳の人に対して、相談できず、抱え込んでしまいます。
僕の場合、難題を他人に言うことができないのではなく、周りもそれなりの難題を抱えていて、これ以上迷惑をかけられないと勝手に思いこんでしまうため、自分で抱えてしまいます。
そんなシンパシーを勝手に感じて、更に思い通りにならなかった1年間を今、グループ全体で楽しんでいるようにそのアイドルから受け取れたので、僕はその人を推すことにしました。まずはミーハーな気持ちで月300円払うコンテンツを申し込みました。
これからも頑張って欲しいです。
ちなみにグループは日向坂46です。推しメンは新曲のセンターです。めっちゃ人気グループです。そして応援しながら、この新曲を新たな僕の中のアンセムの中の1つにします。
ちなみに僕のアンセムは
「OKAMOTO'S Sprite」
「YUKI JOY」
「tofubeats feat. G.RINA NO.1」
そして
「日向坂46 君はハニーデュー」
となります。
この1年間、更に「思い通りにならないことを楽しみ、嬉しく思いたい」です。
また書きます。
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