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Twitch収益化計画 ③

前回からの続きです。今回は収益化のために取り組んだ3つの事項のうちの1つ『配信品質向上』の4項目のうちの、

・配信ゲーム画質の向上

・配信音質向上

について書きましたが今回は残りの2つについて書きたいと思います。

・配信画面構成の品質向上

・視聴者とのインターラクション向上

配信画面構成品質の向上

まずこちらですがこれまではただただゲームしている画面(自分が見ているのとまったく同じ)画面をひたすら垂れ流していたのですがそれを下記の5構成としました。

開始前・待機中・ゲーム中・離席中・配信終了

実際の画面はこんな感じです。

上の画像をクリックいただくと動画で見れます。

こんな感じで独自の画面を用意し、状況に応じて画面遷移させています。正直日本の配信者さんでここまで凝った画面はあまり見ませんのでやりすぎ感ありますが、半分趣味ですw。開始前という画面いるの?って話ですがいろいろとネットでTwitchの放送を調べていると実際のゲーム画面配信の30分ぐらい前からこの画面を流しておくのがよいようです。開始までのタイマーも表示しています。INQ画面はLoL特有のものですがマッチング待ちや、チャンピオン選択画面中はこれを流しています。また離席中は離席中画面に切り替えています。これを用意することでトイレや食事時間はこちらを流すことで配信切らずに再開が可能です。やはり配信時間が長いとそれだけ視聴者が増える可能性が上がるのでできる限り配信は細切れにせず、通しで配信するようにしています。配信終了は正直いらない気もしますが配信切るときって電話切るときみたいななんとなくブツっときるのがやなのでこの画面に切り替えてしばらくしてから配信切るようにしています。

この画面遷移はOBSのシーンとして設定して切り替えているのですがゲームをフルスクリーンでプレイしているとOBSをクリック出来ないのでシーン切り替えや、タイマースタートや、マイクやデスクトップ音のON/OFFなの配信中にOBS操作するためにElgato Stream Deckを購入しました。

結構いいお値段します。今だと同じような機能のスマホ用のアプリもあります。あとOBSでショートカット割り当てられるので普通のキーボードからも操作できますがパターン増えると実質覚えてられないのでこれは必須周辺機器だと思います。

またそれぞれの画面を作っている構成要素ですが基本的にすべてOverlayといわれるものでOBS上で構成を作っています。これすべて説明するのはかなりのボリュームですので今回は割愛します。Overlayは大きく分けるとStreamlabのようなオンラインのコンポーネントと、ローカルのコンポーネントからなります。それらを組み合わせて見た目かっこよく、必要な情報を画面に追加しています。

でこちらが実際のゲームプレイ画面になります。

それぞれのOverlayは下図のような感じになります。

ゲーム以外にこれらの情報を配信画面に重ねることでより視聴者への情報量が増え、コミュニケーションにつながるかなと思っています。ただあんまり多くてもゲーム画面の邪魔になりますし、特に最近のPS4のゲームは映画っぽく臨場感出すために映像以外の情報を極力出さないものが多いのでそれらのときにはOverlayは最低限にしています。

ちなみに海外配信者の多くは顔出し配信といってこの配信画面に自分の顔を出して配信している人が多いです。下のような感じです。

色々記事読んでも視聴者を増やすなら顔出したほうがいいと書かれているのですがなかなか今は踏み切れていません。Live2D使ってVtuber的にってのも考えましたがいかんせん負荷が重く1080TiのマシンをもってしてもFPSが100切るので諦めました。

視聴者とのインターラクション向上

次がインターラクションです。インターラクションとしては大きく2つあります。

・Twitchチャット

・アラート

になります。

『Twitchチャット』はゲームしているとなかなかそのチャットにタイムリーに反応できません。ということで棒読みちゃんを最初導入しました。ただそれだけだと他配信者と大して変わりません。なのでそれに加えてVOICEROIDを導入しました。

どの声にするかはかなり悩みましたが、

これにしました。棒読みちゃんはそれはそれで味があるのですが、このボイスロイド、かなり自然に読んでくれます。これで視聴者のチャットにタイムリーに反応でき、視聴者とのインターラクションは圧倒的に向上しました。

次にチャット自体を配信画面に表示するようにしています。こちらはStreamlabというサービスを介してOBSに追加が可能です。

『アラート』は視聴者の方がフォローしてくれたりするとそれを画面上に表示できます。そのためにはチャット画面表示にも使ったStreamlabとOBSを使って可能になります。

こんな感じです。

ボイスロイドとアラートの実装により、格段に視聴者さんとのコミュニケーションが向上できました。




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