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アニメ大好き❤

あれは高2のこと。
俺はソード・アート・オンラインというアニメを見ていた。このアニメは近未来のゲーム世界を舞台としている。人々は、ナーヴギアというVRゴーグルを用いて神経の伝達信号を遮断し、VRゲーム世界の中で自由な行動を可能としていた。
これを見て思った。

「俺これ作りたい」

俺はそれまでどちらかといえば文系だった。数学は好きだったが、物理化学が全然出来ず、逆に世界史は学年1位をとるほど興味本位で色々調べていた。でもこのアニメSAO(ソードアートオンライン)をみて、理系への熱が大きくなった。
そして今、農学部応用生命科学科にいる。バリバリの理系だ。


アニメが大好きだ。
日常系のアニメも嫌いじゃないが、バトルものや、少し考えさせられるようなアニメが大好きだ。

よくアニメの実写版をすると批判で炎上する。
俺ももちろん批判する。なにが「実写はアニメと違った良さがある」じゃ。だったら別のタイトルにしやがれ。

アニメは、実写(現実)に比べて抽象的だ。言ってしまえば、作り込みが甘い。現実の人間があんな肌きれいなわけがない。顔の整った人間ばかりなわけがないのだ。
なにも描写に限った話じゃない。人の行動もそうだ。アニメ世界の中では、人が影響を及ぼすのは描写の範囲内のみだ。しかし現実では、Butterfly Effectのように連鎖して多方面に影響する。

だが、アニメでは描写世界の外は考えない。だからこそ、その作品の設定に注目して物語を観ていられる。そこが面白いのだ。

「もし人間に敵対する種がいたら?」
(東京喰種、進撃の巨人、鬼滅の刃)
「もし人間がAIに管理されたら?」
(PSYCHO-PASS)
「もし怪人が教師をしたら?」
(暗殺教室)
「高知能犯テロリスト」
(残響のテロル)

俺が面白いと思うポイントはもう1つ。登場人物(主人公)による葛藤。東京喰種の言葉を借りるなら、「歪んだ鳥籠の破壊」だ。

鬼に、巨人に、AIの理不尽さに、現実の理不尽に、振り回されて傷つけられて、悩みながらも自分の道を見つける。

カッコいい。

Kitty

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